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おはようございます鉄太郎です。


昨日は酒宴。よく飲んだ。月曜日はホントに有給休暇である。現在の仕事場へ行くようになり、病気以外で休むのは初である。


私にもモヤモヤしたものがあるので気分転換である。


さて、本日は「八にする」をお話いたしましょう。

人という字は二人の人間が支えあって人という。人間は一人では生きられないのだから、字のように助け合わなければならない...とよく言われる。

だが、これは間違いで、「人」という字は一人の人間の立姿を横から見たところを象徴化したものである。

現在では使われなくなっているが、人の会意文字「从」が二人の人間の姿を表している。

この「从」という字は「従」の原字でAの後にBがつき従うという意味。つまり、人間が助け合っていきるのは素晴らしいことだが、その理由づけを漢字の成り立ちに求めるのは強引だということになる。

実は「字のように二人の人間が支えあって共同でする」という意味をもつのが、本日の話題の「八にする」なのである。

昔の人は八の字を二人の人間が両方から支えあっていると見たのだ。

「八にする」のではなく、「八を食う」は恥をさらすという意味になる。これは「恥(はじ)」を「八」にかけた語呂合わせの表現だが、どちらも現在では死語になっている。

八の字に関する慣用表現は「眉を八の字にする」「八の字を寄せる」...顔をしかめることの形容だが、現在の若者には使われなくなってきているので、やがては、消えていくだろう。

さて、本日は日曜日。本日も「明るく」「元気に」「笑顔で」過ごしていきましょう。

本日も皆様に少しの幸せが訪れることをお祈りいたしております。

鉄太郎。

ブロ友さんの写真をお借りいたしております。