音楽でも聴きながらご覧下さい。

おはようございます鉄太郎です。


本日は待ちに待った金曜日である。昨日の我が熊本は晴天。

内山節さんによると、かつて「自然」は「じねん」と発音されていたとか?
(おのずから…という意味だ)

人々は山の幸や湧き水、海の幸などをおのずから感じ取り感謝して生きてきたのだ。特に我が熊本では感じるものが多い。

明治後半以降、英語のnature(ネーチャー)の訳語として「自然」が使用されるようになった。

さて、本日は架空の原始時代の日常を描いた園山俊二原作のギャグ漫画ギャートルズをお話しいたしましょう。

ギャートルズは週間漫画サンデーに1965〜1975年に連載されテレビ朝日系でもテレビにても放映されていた。

私の少年・青年期のアニメである。私はこのギャートルズが大好きだった。

若者たちには馴染みのないアニメだろうが、現在放映されれば人気が出るかも知れない。
(現在はアニメブームだもいう)

原始時代にもかかわらず、貨幣経済が浸透していた。貨幣はパイナップルを真ん中から輪切りしたような巨大石だった。
(成人男性の身長と同じ程度だった)

ギャートルズ平原(架空の地名)に暮らすクロマニヨン人の少年ゴンと家族、相棒のゴリラ、ドテチンの物語で彼らの生活を波乱万丈のエピソードに富み、個性的な隣人や生き物たちが絡んで騒動を繰り広げるものだった。

①ゴン。
7歳の男の子。石頭だけが取り得。臆病な性格である。ガールフレンドはピー子ちゃん。家族は両親と、弟3人、妹1人。保護したらしいタヌキが1匹いた。

はじめ人間というだけあって本当に初期の人類らしく、呼び出しばーさんに先祖を召喚してもらった際は10代足らず前の先祖が類人猿であった。

②父ちゃん。
40歳。猿酒が好物。外国人の言葉が分かる。腕っ節は強く1人でマンモスを仕留める。母ちゃんの援護を受けて死神と互角以上に渡り合う時もある。
しかし、イノシシ1頭に負けることもある。美人に弱いが、本心は母ちゃん一筋。

③母ちゃん。
しっかり者のゴンの母親。父ちゃんにヤキモチを焼く事がある。男勝りな一面を持ち、父ちゃんが獲物を持って帰らないとものすごく怒り怖い。いつも3人の赤ん坊(ゴンの弟たち)と、なぜかタヌキを1匹背負っている。

ゴンが死神に連れ去られそうになった時、戦いを挑んだ父ちゃんを圧倒し死神を一撃でバラバラにして形勢逆転させた経緯もある。

④ドテチン
ゴンの相棒の類人猿(ゴリラの記述も)。
顔は怖いが、おとなしく、ゴンに対しては優しい。かなりの馬鹿力の持ち主だが、父ちゃん同様、強さが全く一定していない。
メスゴリラのガールフレンドがいた。他の動物の言葉も解するため、ゴンのために通訳をすることがある。

⑤ぴー子ちゃん
3歳。ゴンのガールフレンド。顔と髪型は、ゴンの母ちゃんそっくりである。結構気が強い。些細なことでゴンに「大嫌い」と言い放ったり、他の男に見惚れてゴンを相手にしなかったりすることも多いが、基本的にはゴンが好き。「ゴンのためなら何だってする」と言い切ったり、ゴンが危機に陥ると涙を流して心配するがおませさんである。おじいさんと2人暮らし。ゴンの一家と行動を共にすることもしばしばある、父ちゃんから「ゴンの将来の花嫁」と言われたりゴン一家にも、すっかり将来の家族として認められている。

⑥天邪鬼
1本ヅノで関西弁の鬼族。いつも森で一人ぼっちで遊んでいたが、ゴン達と出会い、彼やその両親に優しくされたことで、一人ぼっちでなくなったと大喜び。以降、ゴンと仲良しになり、準レギャラー化した。ピー子ちゃんより出番が多いキャラとなる。

ゴンが会話できない龍などの言葉を解する能力を持っている。

天邪鬼族ゆえに、1000年に1つしか年をとらない。両親は、かつて地球から切り離された月に取り残されている。1度、ゴン達と月に行き、両親や他の天邪鬼族とともに、地球に帰ろうとしたが惜しくも失敗。再び離れ離れになり、天邪鬼以外の全員が行方知れずになってしまった。

普段は、普通の人間と反対のことしか言わないため、会話がめんどくさい。時には普通に話すこともある。また、ひねくれ者のうえ、イタズラ好きで、困ったところがあるが自分が原因で何かあると、その責任を認めて行動を起こす潔いところがある。

初めて自分を受け入れてくれた人間であるゴンに対しては、彼が勇気を失った時には、勇気を取り戻させるために最後まで協力したり、アリジゴクに落ちた時は死ぬのは自分1人でいいと言ってゴンとドテチンをかばうなど、友情に厚い一面を見せ、決してゴンを裏切ったり見捨てたりはしない。

⑦死神
神様の使いで、死んだ者、死にかけた者の魂に死亡許可証を授けて、天国、あるいは地獄に連れて行く。連れて行く者は人間だけでなく、マンモーやイノシシなど動物も含まれる。

骸骨の姿で、骨馬に乗り、骨の槍を持っている。ゴン、ドテチン、父ちゃんを連れて行こうとして、それを阻止せんとするゴン一家と交戦したこともある。実力は非常に高く、しかもバラバラになってもすぐ復元できるため戦って彼に勝てる人間は存在しない。ただし、死神は1人ではなく、死神同士では縄張りや実力差があるらしい。

他の死神に負けて骨馬と縄張りを奪われた際、父ちゃんに泣きついたりゴンが勇気を失った時、彼を旅に行かせるため父ちゃんに頼まれて、サル酒と引き換えに旅人に扮した父ちゃんと決闘して、わざと負ける芝居をするなど人間臭いことをすることがある。なぜかリューマチ持ち。また、同じ骨の女房がいる。終盤では息子が1人いることも判明した。

⑧ヒネモグラ
メガネらしき物をかけたモグラ。地面からひょっこり現れ笑ったりもする。

⑨マンモー
マンモス。原始人にとっては食糧であり、宿敵でもある。父ちゃんからは「(「マンモス」の呼び方が)面倒だからマンモーと呼べ」。とゴンに語ったためにこの名が定着した。

⑩サーベルタイガー
恐ろしい勢いで襲ってくる朱色じみたトラ。マンモーは食べられないのか原始人たちを襲い恐怖の対象となっている。

本日のアニメ編、年配の皆様は懐かしいだろう。若者たちからは「はぁ〜?」の声があがるかもね。

人情味に溢れ、ギャグも面白かった。一度原点に帰れるようなアニメだった。

私の幼少期のアダ名は「トン(豚)」少年期は「ドテチン(彼女がいたのに...。)」成年になると「笑ゥセールスマン喪黒福造」「トトロ」良くて「ドラえもん」だった。

全てがデブのキャラクターか動物である。
さて、オチがついたところで本日のギャートルズのお話はおしまい。

さて、本日は金曜日。本日も「明るく」「元気に」「笑顔で」過ごしていきましょうね。

本日も皆様に少しの幸せが訪れることをお祈りいたしております。

鉄太郎。

昨日食べたおでん。仲間が飛入りして話が盛り上がりチョイと飲み過ぎた。