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おはようございます鉄太郎です。


さて、本日のお話は「つきなみ(月並み)」の語源にいたしましょう。

新鮮味がなく、ありきたりなことを意味する「月並み」。

この意味が生まれたのは比較的新しく、明治時代になってからだという。

江戸時代までは「月次」とも書き、「毎月決まって行われること」を意味していた。

たとえば「月並みの会」といえば、毎月行われる和歌や俳句の会のことだった。

この月並みの会の俳句に対して異を唱えたのが俳句の革新をめざした正岡子規である。

正岡子規は月並会の俳句に対して陳腐(ちんぷ...ごくありふれていること。古くさいこと)と意味をこめて「月並調」と批判した。

このあと、正岡子規の友人だった夏目漱石らが、自らの小説の中で「ありきたり」という意味で「月並」を使うようになり、「月並み」が現在の意味合いになったそうだ。

正岡子規や夏目漱石は愛媛松山(伊予の言葉)だったので、松山発祥のことばかも知れないですね。

「紙一重の薄さも重ねれば本の厚さになる」...世界と戦ったマラソンランナー君原さんが語る一歩一歩の大切さを言葉だ。

マラソンは過酷を極める競技。鍛え抜かれたアスリートですら途中棄権や意識、疲労骨折などすることも珍しくはない。

マラソンの歴史は古く、第1回オリンピックから行われている由緒正しい競技で現代では2時間数分を走り続けるという競技である。

マラソンは僅か数メートルにも満たないかも知れないが第一歩から始まる。その積み重ねがマラソンなのだ。

人生をマラソンにたとえる人が多い。人生に例えると1日1日(日々)を大切にして過ごすということだろう。

この君原さんの言葉は一歩、また一歩の苦しさを経て喜びを知るゴールへとなる名言だろう。

マラソンの記録の1秒を縮める為(記録を伸ばすための努力)の言葉なのだろう。

◎君原健二さんは、1964年東京オリンピックで8位。1968年メキシコオリンピックで銀メダル。1952年ミュンヘンオリンピックで5位入賞と出場したオリンピックでは全て好成績を残した。

戦後の日本を代表するマラソンランナーだ。引退後は大学で教鞭をとりながら、今でも(82歳)機会さえあれば走り続けているらしい。

人生をマラソンに例えることが多いですね。

私は障がい者施設にて現在働いていますが、スタッフを月並みでは無く、人並みにすることだと感じていま。

(難しいことは無理でも、常識、挨拶、敬語、仕事の流れ、次は何を動くか等)

さて、本日は土曜日。本日も「明るく」「元気に」「笑顔で」過ごして行きましょう。

週並みですが本日は洗濯の日である。

本日も皆様に少しの幸せが訪れることをお祈りいたしております。

鉄太郎。

本日もブロ友さんの写真をお借りしております。