月(感情)は記憶の中にも生きている
昨日は、月の感情にホーカスして
幼少期に育てあげられた感情が いかに大切で
その影響が今の私たちに影響を及ぼす事を書いて見ました
今日はその続きです
両親との確執なんて、考えれないという方もおられるでしょう
月年齢で受けた、影響が いい形として記憶に残っていらしゃる方もいるでしょう
親から受けた 愛情を 行動で示してもらえた方
または、言葉として愛情を受け取っていた方
心の土台が 〝安心〟で満たされていると、大人になって
何かにチャレンジしたくなった時 緊張しながらも
幼少期の成功体験が背中を押してくれます
月の記憶が人間関係に繰り返し現る時
また、職場や恋愛でも 愛ある言葉を投げかけられて育った人は同じ様に
自然にその言葉を掛ける事も出来ます
もちろん、大人になれば経験上、言葉を使う事は安易でしょうが、
例えば、同じ 〝ありがとう〟と言う言葉を受け取った人では
前者では 素直にありがとうを受け取る事ができますが
後者では、言葉は受け取りながらも 〝何か裏があるのでは〟 〝本心は違うはず〟
など、疑ってかかる
受け取り方に 違いがでてくるものです。
良い悪いではなく、その人なりの 防衛反応が働いた瞬間という事です
月は何度も書きますが〝心の癖〟として 無意識に防衛反応として今の自分に影響を及ぼしている
母から言われたあの一言が今も忘れられない
私の幼少期は気づけばいつも、家族の中にいても一人、浮いている様だった
安心して暮らす事ができずに、早く大人になりたかった
私が私である事を認めてもらえなかった
幼少期の記憶が大人になっても苦しみの原因になり
例えば 誰かを好きになった時に
・素直に自分の気持ちを伝える事ができずに終わってしまた誰かとの関係
・認めて貰う事に自分の限界まで追い込んで、くたくたに疲弊してしまう自分に気づ いても それをやめる事も、どうする事が正解なのか 分からない
・自分が何のために頑張っているのか分からなくなった
・やっと 手に入れた幸せを、自分の手(感情)でなくしてしまった
など
月は感情を守るために“防衛反応”を身につけます。
それは「しっかり者」「冷静な人」「共感力が高い人」として現れることもあります。
でもその内側には、「安心できない自分」「拒絶されたくない自分」が隠れていることもあるのです。
私たちは大人になると、感情を“理性”で整えようとします。
でも、ふとした瞬間に「甘えたいのに言葉が出ない」「感情を出すと拒絶される気がする」と感じることがあります。
それは、幼少期に月が記憶した“安心できなかった感情”が、今も心の奥で反応しているのかもしれません。
月の再構築——感情を編み直す力
月は、感情の記憶だけでなく、感情を編み直す力も持っています。
受け取れなかった愛情を、母との事で葛藤を抱えていたとしたら
老いた母との関係の中で、少しずつ渡し合うこともできる。
言葉にできなかった思いを、今なら少しずつ言えるかもしれない。
月は、感情の再統合と再構築の象徴でもあるのです。
月は感情を司る 天体
記憶の中に もし、引っ掛かりがあって
大人になって人間関係で悩む、
仕事が長続きしない、
恋愛で依存してしまう、
自分の心はNOと言っているのに、気づけばいつも相手の言いなりになっている
そういった傾向を何度も経験しているのならば、
月の記憶の感情を塗り替える事を提案します
ではどうすれば??
大人になって不完全燃焼で終わった事があるなら
再構築を測ってみる
実際に、再構築を図り いざ向き合おうとすると
自分の中に 怒りや悲しみ 恥ずかしさ
自分でもなんと言葉にしていいのか分からない感情がうごめく
私で言えば、長年、母との確執に悩んでいた
いや、むしろ母の存在を自分の人生から消していた時期が数年間ありました
しかし、ある事をきっかけに あんなに嫌っていた母を
嫌いのまま終わらせたくなかった
母と向き合う事は、とても辛く、
自分の嫌いな部分が、自分でも抑えきれないほど出てくる日々
大声で怒鳴って見たり、雑な扱いを母にしてみたり
もちろん 目も合わせません 会話も最小限
朝晩の挨拶ももちろんしません
それを 何日も 次の月も 次の月を繰り返し 母と私の関係は
幼少期の頃よりも、さらに激しい関係性になる事もありました
でも、私は 母を嫌いのまま終わりにしたくなかった
それから10数年、今は立場が変わり、私が幼少期にして欲しかった事を
母にしてあげる関係に変わり、
自分の中の葛藤や恥ずかしさ、恨みが
同じ時間を共有する事で、色々な形で
近寄ったり 離れたり
そんな風に時間をかけて 感情の再統合と再構築をする事で
全てが解決された と書き所ですが
決して簡単ではありません
でも、大人になって 親子の関係の修復は自分が納得できるまで出来たと思っていますし、何より、母の事が大好きです
月は、過去の記憶を抱えながら、今の私たちの感情をそっと支えています。
そして、時間をかけて、少しずつ編み直すこともできる。
私は母との関係を通して、それを実感しました。
しかし、月は、傷ついた感情を忘れません。
でも、時間とともに、その記憶の“意味づけ”が変わる
これは“正解”ではありません。
あなたの月が、どんな記憶を抱えていても。
今すぐ何かを変えなくても。
ただ、今日の自分の感情に、少しだけ優しく触れてみる。
それだけでも、月はきっと、少しずつほどけていくはずです。
月は、あなたの心の奥にある“安心したい”という願いを、ずっと覚えています。
ではっ 今日はこの辺で
最後まで読んで下さり有難うございます
私がブログを書き始めて
または昨日の記事に 『いいね』を下さったあなたの為に今日は書きました
ありがとうございます。