僕はあと何度、彼女を殺せば
正常な運命へ辿り着けるだろう
連続、あるいは鏡像の
世界はただ唇を噛んでいる
不快指数だけが高くなる
真夏日の路上で
また彼女を殺す
虚ろな眼に映るのは何
太陽だけが真実を知る
筈はない。街が、人が、空が
知っている認識している
そして僕は不条理の風に殺される
一人一人殺されてゆくのは
影がその場所から消えるから
街では一日幾千もの
人たちが殺されてゆく
そしてまた甦る
何もなかったかの様に
誰も気付かず甦る
そして街は熱を蓄える
もしも最後に彼女を殺し
また甦ったなら
また、君を殺すことになりそうだ
と、僕は彼女に伝えよう
2012 7/27(Fri) 02:06
正常な運命へ辿り着けるだろう
連続、あるいは鏡像の
世界はただ唇を噛んでいる
不快指数だけが高くなる
真夏日の路上で
また彼女を殺す
虚ろな眼に映るのは何
太陽だけが真実を知る
筈はない。街が、人が、空が
知っている認識している
そして僕は不条理の風に殺される
一人一人殺されてゆくのは
影がその場所から消えるから
街では一日幾千もの
人たちが殺されてゆく
そしてまた甦る
何もなかったかの様に
誰も気付かず甦る
そして街は熱を蓄える
もしも最後に彼女を殺し
また甦ったなら
また、君を殺すことになりそうだ
と、僕は彼女に伝えよう
2012 7/27(Fri) 02:06