花粉症持ちには
たまらぬMの所業。
どーもモグラ叩きだす(*´Д`)ヤフォ
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第4章 悲しみの果てに
鈍器で猿×2。
無謀で無茶で
終わりが来るかどうかも
分からないこの挑戦。
その伝説は
本当に実在するのか?
その伝説の一部。
目撃者は読者の貴方…
語られる伝説への
これが始まりになるかも知れない。
ちっぽけな鈍器使いモグラの
伝説が今。
始まる。
___________
第5章 ファイナルゲーム
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「モグニャ?」
『大丈夫だよ……柚。』
「本当に逝けるニャ?」
『フルート…うん。大丈夫。』
いつからだろうか。
【大丈夫。】
気付いたら口癖になっていたな。
「無理してるニャ」
そうかも知れない。
返す言葉が見付からない。
でもやっと掴みかけてるんだ。
もぅ終わりにしよう。
これ以上の戦いは。
『なぁ……柚、フルート……』
「ニャんだニャ?」
「ニャ?」
『この戦いに意味はあるのか?』
「…………ニャ……」
「それは【今】分かるニャ」
大切な何かを得ようとする為には
大切な何かを失うモノ。
それが【今】分かる。
この先にあるモノ。
この先にある沢山の願い。
その戦いが意味するモノ。
全ての事柄には意味があって
そのひとつひとつが
大切なタカラモノ。
ザワザワザワ…
心地良い風が吹き抜け
揺れる木々達が何かを
物語るように。
『うわぁ………』
こんなに空って
綺麗だったんだな。
足元ばかり見ていたら
ちっぽけな自分自身が
そこにはいた。
同じ空を見ている。
そう思えただけで
何だか勇気が貰えたんだ。
『さぁ………行こうか………』
『ラージャンと共に』
___________
第5章 完
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
待っているのは破滅か希望か。
本当の戦いが
【今】始まる。
次回最終章
『モグラに陽があたるまで』
モグラ叩きでした(*・∀・)股ネー