MH4G 悲しみの果てに~瞳に映る孤独の裏側 | モグラに陽があたるその日まで

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自己満blogってやつですが
まぁゆっくり見ていって下されw

コメントもご自由にどうぞ~♪
(豆腐メンタル故荒らしはダメですw)


どーもモグラ叩きだす(*´Д`)ヤフォ



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第3章 変わらない変えられない




そう何度も思った。

何度も自分に問い掛けた。

これでいいの?って。
















まだ…終われない。





___________
第4章~悲しみの果てに
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


「またここだニャ……」

「怖いニャ…………」




静まり返る未知の樹海。

侵入を許さんと言わんばかりに
辺りには物音ひとつとして
聞こえる事は無い。




知っている。その怖さを。


知っている。その痛みを。


知っている。本当の闇を。








『今諦めたら絶対に………』

「…ニャ?」

「…モグニャ?どうし……




後悔する。





「…それが真実ニャ」

「……答えを掴むニャ」






掴むのは真実。




逃げ出す事ばかり考えていた。

本当は今すぐにでも泣きたい。

泣きそうになったら

いつも親父が言っていた。





まだ見えて無い。

その先?

誰がその先を見た?

誰がその先の終わりを見た?

その答えはもう少し?



この言葉の意味。


今のモグラ自身には
充分すぎるくらいに

この言葉が生きる力になったんだ。








グルルルゥゥ…






来たか。

お前とはもぅ何度目だろうか。





グルルルゥゥグルルゥゥ…





『そんな怒るなよ…お前……ぁ…』










その目に映ったモノは……






【孤独】








なんだ。

お前も同じだったんだな。

必死にお前も生きようと
してたんだな。

荒らしてごめんな。

悪いのは私達なのかな………









スッと手を差し伸べた。









「ニャにしてるニャ!!!」


危ニャいっ!!!!!!!!!!!









ガァルルルアア!








………………………………。










言葉が通じる訳も無く

気付いたらBCベットの上。



それでももう一度だけ
話し掛けた………



『なぁ…もう終わりにしよぅ…』

『この先にはお前との明る……





ゥガァァァァァ!!!!!




…………………………。









…ハッ!!!




と目が覚めたらまたベットの上。





「もう辞めよう…ニャ……」


「無理だニャ……」



『理性の無いアイツに
分からせてあげたいんだ……』



「出来ないニャ……」




頭では分かっている。
無謀なのは。









『……………無理なんかもね…』


『……伝説なんて存在しない…』














ゥガァァァァァ!!


グルルルゥゥ!!!!



グルルラァ!!!!









アイツの腕のフリが
スローモーションに見える。




あぁ………これが走馬灯って
やつなんだな。



はははははは




終わった………な…………












___________




 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄










頭の中で聞こえた。


ハッキリと。


「諦めるな」って。







まだ。

終われない。











気付いた時にはもう遅くて。


誰よりも強くありたくて。



願ば願うほど
その願いは
とても儚いモノで。






大切なモノは
壊れやすくて
とても脆いモノ。



だから……………





そっと………………






大切に抱き締めよう









大切に抱き締めた
遥かその先には…………





























きっと笑顔が
待ってるから













___________
第4章    完
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モグラ叩きでした(*・∀・)股ネー