たまにヨガって思ったよりキツかったから出来ませんと言われるのですが、いわゆる「楽」なポーズってないんですね。ポーズは進みますから何年やっても楽は来ないんです。
ヨガで汗をかくと思わなかったと言われたこともあります。一般的なヨガのイメージって楽？なのかな。
逆に、私は昔の方が楽だったポーズもあります。得意なやり方で、カタチだけをコピーしていたから。これはたくさんあったなぁと思いますし、これからも見つけていくと思います。
そんなポーズをいかに快適にとるか？ 心・技・体それぞれの上手いバランス。筋力や柔軟性の向上以外にも、どんな心の状態であるかというのが大切なのではないでしょうか。
「人と比べなくてもいいですよ」とシンプルに分かりやすく指導者は言います。が、比べてもいいんです。個々の違いは目の前の事実です。人より出来ないをモチベーションにする方もいます。
ただ逆に働いた時、
そのキツさをどんなカタチで受け入れるか。
膝を緩めるのか、逆に使っていくのか、関節を戻すのか、呼吸をするのか、全体を感じるのか、目を瞑るのか…自分は何を選択するのか。
ヨガは自動的に快適を与えてはくれず、内側の快適を自ら探しにいく練習です。
それはじれったく感じるけれど、だから長くお付き合いしていくんだなぁと思います。