辰年閏日の今日、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 

早いもので明日から3月、1年の6分の1が終わってしまいますね。天候も不順で季節感がバラけてしまっているので、時のうつろい感覚も乱れて、いったい今は何時?な感じが強い私です。

 

2月29日誕生日の人はあまりいないと思っていましたが結構いらっしゃいました。「セビリアの理髪師」「ウィリアム・テル」のロッシーニさん(1792年)、「世界の旅」の兼高かおるさん(1928年)、俳優の原田芳雄さん(1940年)、同じく俳優の峰竜太さん(1952年)、作家の赤川次郎さん(1948年)、おっと飯島直子さんもいた。

 

原田芳雄さんを表題にしたのは、亡くなられた後に追悼番組としてNHKで再放送された「火の魚」の印象が深かったからです。

あまり、映画・テレビドラマを見る方ではないのですが、原田さんの男っくさい演技は好きでした。ただ、あまり見たことがない。亡くなられた後で、ちょうど時間も良かったのか上記再放送を見ることになりました。2011年だったと思います。

 

改めて調べてみると、このドラマは室生犀星の同名の小説をもとに、NHK広島放送局が製作したもので、2009年に放映されたテレビドラマでした。

頑固で一癖ありそうな作家さん役を原田さんが、原稿を受け取りに来る編集者役を尾野真千子さんが演じられました。今思うとこのキャスティングがとても良かったんだと思います。頑固作家とちょっとつっけんどんな編集者、作家が本の表紙に金魚の魚拓を使いたいというところから、物語が展開していきます。決して派手な話ではないですが、見た後に心に残る何か(すみません表現力不足です)がありました。

原田さんも良かったけど、尾野さんの演技も秀逸だったと思います。NHKアーカイブス(オンデマンド(有料))で見られるようです↓

 

 

ちなみに原田さんの2月29日生まれは自称で、戸籍は2月28日生まれ。

そういえば2月29日生まれの人の戸籍ってどうするんだろうと思って改めて調べてみると、現在はそのまま2月29日で載せる。年齢は2月28日24時で更新になるそうなので4年に1回しか年取らないってことにはならないんですね。

以前は、29日に生まれても、28日にしたり3月1日にして届け出ていたりしたことがあるそうなので、原田さんもその一人だったのかもしれません。

 

話は変わりますが、今年2度目の満月を過ぎて早や5日、月におるSLIM君、氷点下170℃の極寒を耐え、西陽を浴びて電力回復したようです(25日)、えらいびっくりマーク ただ、今度は機器の温度が上がりすぎているため一旦休止に入ったようです。もともと月の夜を超える設計はしていなかったそうなので、この復活はエクストラチョキ 日本の天体観測の2枚腰ならぬ3枚腰ですねびっくり