ジミヘン(漫画の方でなく) | ようこそ もぐ庵へ 

ようこそ もぐ庵へ 

座右の銘は『いいかげんは良い加減』
人生をなめている訳ではないけれど。

1993年頃深夜のフジテレビはおもしろかった。

『文学ノススメ』(だったかな?)で緒川たまきが不思議な存在感を発揮していたし、『音楽の正体』はその名に恥じないすごい切り口を見せつけてくれた。

 そして、ここまで見続けるのはなかなか大変だったが『寺内ヘンドリックス』と続く。
寺内はあの寺内タケシで、ヘンドリックスは、ジミー・ヘンドリックス、となれば、ギターの好きな方は「はは~ん。」と思われるだろう。

 

 きようは、まず、この番組から。

 一口でいえば、ギターで始まり、ギターで終わる番組
 なぜかギターフェチというコーナーで、水着の女性がギターと一緒に寝転がっていたのが愛嬌というか何というか。
  どっちが主役? 選べないのか男ってのは。

おもしろかったのは、バンドのボーヤ(楽器運んだり、食事用意したりの雑用をしつつ、胸にビッグになる夢をかかえてる奴)がチューニングの速さ、正確さを競う勝ち抜き戦。
 ・・・ビッグになれた奴、いるかなと今でも思う。

もうひとつ印象的だったのが、モト冬樹がギターを手に街頭に立ち、道行く人に突然「ギター弾きましょう。」と差し出すコーナー。
子連れのママが中山加奈子ばりの腕を披露したり、はげ、ちびのいかにもしょぼいおっさん(ごめんなさい!)がギター手にした途端、瞳輝かせて超絶テクを披露、モト冬樹が抜群のサポートをしてノリノリのセッション。格好よくて、これこそ大人だ、と思わせてくれたり・・・。あのおじさま(昇格。)とモト冬樹の幸せそうな顔が今でも忘れられない。

 



 あ、ジミヘンはどこだ?

 

   

   ・・・続きは、また。