函館市縄文文化交流センター

道の駅×縄文博物館
建物の裏には垣ノ島遺跡があります。


道の駅 縄文ロマン 南かやべ

函館市縄文文化交流センターがメインのため小ぢんまりした道の駅

売店ではカックウクッキー、じょうもんソフトなどお土産が置いています。


【函館市縄文文化交流センター】

カックウを展示するために作られた博物館

愛称も茅空(カックウ)センター

カックウグッズが豊富に置いています。

入館料は300円


縄文時代の遺跡表
垣ノ島遺跡、中空土偶カックウは縄文後期

1階へ


大船遺跡や函館で出土した土偶たち

大船遺跡や函館で出土

〜垣ノ島遺跡出土品〜

【赤漆塗り注口土器】(複製)

縄文後期(約3200年前)に作られた朱漆色の朱色注口土器が垣ノ島A遺跡の住居址から完全な状態で出土。北海道2点目の出土



【世界最古の漆による副葬品】

※写真は取り忘れた

約9000年前の漆による装飾品としては

世界最古の副葬品が出土

漆を塗った赤い糸で編んだ装飾品


【香炉形土器】

※写真なし

縄文時代後期後半の透かし彫りの入った香炉形土器。建物の廃棄儀礼に使われたのではないかとされている。


【足形付土版】
早期の土坑墓からは足形付土版など多数出土

足形付土版は厚さ1から2cmの粘土板に、1歳前後の子どもの足形を付けて焼いた土製品

土版は必ず1つか2つ穴が開いていて、紐を通すと吊り下げることができる。


大人の墓から出土したため、幼くして亡くなった子どもの足形や手形を写し取り、紐を通し住居の中に飾り、その親が亡くなったときに子どもの思い出とともに埋葬されたと考えれてる。


一番奥に鎮座するのが、

国宝「中空土偶」茅空(カックウ)

旧南茅部町(現 函館市尾札部町)

著保内野遺跡(ちょぼないのいせき)

縄文時代後期後半(約3200~3500年前)頃の集団墓の遺跡


国内最大の中空土偶

高さ41.5cm・幅20.1cm・重さ1.745kg


1975(昭和50)年8月25日 地元の主婦が農作業中に土偶を発見

1979(昭和54)年 重要文化財に指定

2006(平成18)年 著保内野遺跡の再調査(国宝指定するための調査)


2007(平成19)年 北海道初の国宝に指定

2011(平成22)年10月1日 「函館市縄文文化交流センター」開館し常設展示


通常の土偶は女性を表したものが多い。
縄文後期·晩期には性的特徴のない精霊のような表現したのものも出てきたが、
カックウはふっくらとしたフィルムや妊娠線などの女性的な表現に加え、髭や眉など男性的な表現が現在する特徴的な姿をしている。


カックウの仲間?

中空土偶カックウ 国宝15周年特別展示

「カックウとまっくう」2022年9月27〜10月30日


カックウもまっくうのような髪型をしていたかもしれない。

東北地方には多くカックウの仲間たちがいる。