「炭鉄港カードの旅」は、ブログ上ではまだまだ続いてますが、たいぶ先になりそうなので、こちらを先に載せます。



炭都 夕張には今年2回目

7月の終わりに1回 炭鉄港カードの旅で訪れていました。(いずれ書く予定)



2020年9月6日(日)

シューパロ湖で初めての催しが行われた。


夕張シューパロダムによって沈んだまち
「夕張市鹿島地区」が、夏場はダムの水位が低下し、地区の8割が姿を現すのに合わせ、散策イベントを開催


鹿島地区(大夕張)は三菱大夕張炭鉱によって栄えたまち

1960年頃最盛期に2万人が住んでいたが、1973年の閉山後は400人程に減少し、2015年完成したダムにより地区の大半が湖底に沈んだ。



せっかくなら行くならガイド付きツアーが始まる13時~を目指して出発

シューパロ湖に着いたのが、12時頃

あそこの駐車場に行きたい………(白銀橋から)

その後、大渋滞にはまり、駐車場に着いたのが13時半
1時間半もかかってしまった💦


渋滞の原因は、コロナ対策のため、車上で受付行っていたため、混雑した。

道新によると、1600人程集まった。

初の開催だったので、段取りがよくないのは、仕方ない。





木々が枯れる。


旧国道452号 明石橋



水の圧でガードレールがなぎ倒される。


「旭沢橋梁」
かつて この橋には鉄道が走っていた。


昔の風景のパネルと



 

廃線跡


「三菱大夕張鉄道 赤石町駅跡」
奥に見える穴は、地下歩道






「旧 白銀橋」(しろがねばし)
かつてのシューパロ湖はこの橋で渡れた。




「新 白銀橋」



千年町の入り口に立つキリ助
近くに交番があり、子供の交通安全のために作られたキリンのオブジェ


1時間程散策し、帰路へ



屋台も行われていたが、駐車場から遠かったため断念し、帰りの車から眺めるのみにした。


今年は残暑が長く、暑くて大変だったが、貴重な体験ができて良かった。


来年も行われたら、是非参加したい。



あと夕張シューパロダムに行ったことがない。
現在はコロナのため閉鎖しているので、再開したら行かなければ~

ダムカード入手もかねて!




【シューパロ湖と三菱大夕張炭鉱の歴史】


1911(明治44)年:三菱大夕張鉄道 清水沢 - 二股(のちの南大夕張)間 開業

1929(昭和4)年:三菱大夕張炭鉱開発
三菱大夕張炭鉱 南大夕張 ‐ 通洞駅(のちに大夕張炭山)間 開業


1962(昭和37)年:大夕張ダム(シューパロ湖)竣工

1966(昭和41)年:三菱南大夕張炭鉱 開発着手

1970(昭和45)年:三菱南大夕張炭鉱 出炭開始

1973(昭和48)年:三菱大夕張炭鉱 閉山
三菱大夕張鉄道 南大夕張 - 大夕張炭山間 廃止

1987(昭和62)年:三菱南大夕張炭鉱の合理化に伴い、三菱大夕張鉄道 清水沢 - 南大夕張間 廃止(三菱大夕張鉄道 全線廃線)

1990(平成2)年:三菱南大夕張炭鉱 閉山

1998(平成10)年:夕張シューパロダムの建設に伴い、全住民移転により周辺は無人に


2014(平成26)年3月から試験湛水に着手

2015(平成27)年:夕張シューパロダム竣工