昨日までの温かさから、今日は雪がちらつくほどの寒さ。
あの日の寒さと雪を思い出します。
あの日から2年。
去年は震災について、ここに何も書けませんでした。
去年の3月から被災した町にある職場に勤め始め、海の近くへ行くことや仮設住宅に暮らす方々の話を聞くことが必然的に多くなり、私ができることは何か?余計にわからなくなった1年。
施設を利用されている方の中にも、お家を失くした方、以前働いていた施設がなくなった方、ご家族を亡くされた方もいて、様々な支援が必要なことを実感する毎日でした。
宅地整備が進んでいる場所もあり、少しずつ前進していることもありますが、生活の面ではまだまだ復幸を遠く感じます。
私ができることは、やっぱり少なくて小さいことだけれど、新しい命を温めながら、あの場所で働くことができているのも、何かの縁。
職場に復帰し、3年目を迎えるときは今日よりも前向きな気持ちで震災のことを考えられるようになっていたいなと思います。