2015年5月14日(木)
翌日の手術の為に検査機関へ
手術当日は
癌を切除する
リンパ節転移を調べる
というふたつの事をする為

寒い朝で予約より1時間早く着き
付き添いのルシアナとカフェでパンとケーキとコーヒー2杯
不安な時は甘い物を食べて気持ちをほぐしなさいと一緒に食べてくれた

胸に注射をし30分後マークを付ける
切除する癌に針を入れる

この日から左手は使えない為
三角巾で固定 
全身麻酔の為0:00以降絶食
水も飲めません

5月15日(金)
7:00に入院
手続きを終え病室で待機
シャワートイレ付き個室
11:30着替え
12:00ストレッチャーでお迎え
名前やアレルギーの確認
装飾品を付けていないか確認
全部外したよ
歯列矯正の器具は付けていても良い?
など軽口を叩き手術室へ向かう
手術前後の待機場所では
看護師さん達はゆっくりポルトガル語で話してくれた
麻酔科医師が日系人でやり取りは問題無く
執刀医は日系人でも日本語は使わない方だったけれど手術中会話しないからこれも問題は無し
手術前に執刀医の先生が今までで一番ニコニコして握手をしてくれた
手術室に入り麻酔は点滴で
キョロキョロしていたら
目を閉じてください
と言われ閉じた数秒後からもう記憶は無く
ただ目を閉じる直前に考えたのは
やはり娘と息子のことでした

Dona ◯◯◯!!
とトントンされ意識を戻したのが
14:30くらい
咄嗟に言った言葉は
Quero vomitar...
気持ち悪かった
看護師さんが薬を飲ませてくれたけど
意識は朦朧とし
手や足がガタガタ震えていた
15:30やっとなんとか目が開けられて病室へ戻る
付き添いのルシアナに携帯を渡してもらい
オンタイムで心配してくれている人達に取り急ぎ手術が終わった旨連絡←半ば無意識でやっていたらしく携帯握りしめて落ちていました
しばらくして目が覚め
昼食に用意してあったクラッカーとジュースを半分寝ているような状態で食べまた眠る
夕食は多少食欲が戻りおかずとごはん半分を食べまた眠る

ルシアナが付き添いで泊まってくれました
寒いソファで眠り
投薬の度に目を覚ましてくれて 
母親のように私の面倒を見てくれました
最初は付き添いは断っていたのですが
結果とっても助かりました
頼り方を知らないことを反省
そして親身な人々に
本当に感謝します