任意売却の不動産業者の求人に応募して、トライアルして来ました。
現在フリーランスなので、「任意売却相談業務」の現場を勉強したいと思い、不動産会社の求人に応募してみました。
実は、私も過去に親の負債付き事業を相続したことがあり、任意売却経験者です。
苦労した経験から、任意売却する方の気持ちは理解できますので力になれる事もあると思いこの道に踏み入りました。
1件目の業者は、、、
細かい事は書けませんが「任意売却」をビジネスとは言え、任意売却を自身の投資の対象や儲けの対象としており、利益相反行為も見受けられました。
面接段階で聞くに堪えられずパスしました。
2件目の業者は、、、
1件目が酷すぎたので、まあ普通かなと思って3日間トライアル入社しました。
仕事の性質上、かなり人生に切羽詰まって相談に来る人を相手にするわけで、ある意味人生相談的な部分もあるわけです。
ここの社長はそれに対応していることで、かなり自分に酔っているなと感じました。
そして、おれは天才と真顔で言い仕事をこなします。
某大手不動産会社に勤めていて独立したらしいのですが、ほぼ1人で業務をされているので、事務処理能力はかなりのもの。
ただし、従業員の扱いが雑です。言葉使いをはじめ、とても上から目線。
ホームページで紹介されているスタッフは誰も見かけませんでした。
大半クビにしたそうです。
また、今回面接をして入れたMは失敗したとも言ってました。
人の機微がわからないので、人を使えないと言ってしまえば身も蓋もありませんが、これを言ったら相手がどう思うのかが、よくわかっていない感じです。
他人の言はあまり聞かず、ワンマンタイプの方でした。
(実質、ワンマン(1人)ですが・笑)
会話をしていて気がついたのですが、社長の頭の中にあることは、当然に相手に通じているもの.....というフシがあり、いちいち確認して進まないとヤバいです。
とにかく説明がありません。
ですが、その確認をすると怒ります。
ICレコーダーで会話の録音をしとけ!とも言っておりました(汗)
たぶん辞めて行かれた方は、コミュニケーションがちゃんととれなかったのでは?と思いました。
1営業マンとしての実績は残せても、リーダーとしては向いていないなと思いました。
とても反面教師になったと確認しました。
仕事は、スタッフがいないので、社長独りでこなさないとなりません。
電話もすべて社長に転送されますし、仕事のキャパを完全に超えている感じでした。
そんな状況下での求人応募です。
トライアルの3日間の内の1日は、終電間際まで仕事しました。
社長自身がキャパを超えているので、仕事の振り方も無謀で慎重さが皆無です。
結局、仕事の無茶ぶりとコミュニケーションがとれない方とは一緒に仕事どころではないと思い、3日間で辞退させていただきました。
面接は雇用する側がするものですが、される側も面接しています。
大変な3日間でしたが、稀有な体験でした。
会社の良し悪しは本当に“長の一念”で決まると、身の引き締まる思いで経験させてもらいました。
社会の多様化に伴って出来た、任意売却専門というスキマ産業(私的感覚です)。
必死になっている方達が助けを求めに来ますが、不動産業者も様々。
事務的にこなすだけでなく、
本当に「ひとのために真心で誠意を持って動ける人」に仕事を依頼しないと、大変なことになると思いました。
情報公開が言われますが、任意売却という特殊な性質上、極秘裏に密室で遂行しないとならない部分があり水面下で行われることが多々あります。
金融機関や弁護士、司法書士に相談しても最終的には法律上、嫌でも不動産業者が取り扱うことになります。
それが故に、不動産業者にはコンプライアンスとモラル、そして社会的・道義的責任が求めらます。
債務者の心情を受け止め、その立場に立って仕事ができるかが重要だと思いました。
それらを最低限備えた業者に仕事を依頼したいものですが、見極めるのは難しいですね。
セカンドオピニオンと言っても、僕が面接に行った2件の業者はこんな感じでした。
極限下の依頼者が業者の本質を見破らなくてならないなんてキビシ過ぎです。
非常に特殊な業界です。
任意売却取引主任者資格取得者のいる業者というのも選択判断基準になるかもしれません。
不動産営業マンは、会社を転職し経験した分スキルもあがると言いますが、今回は逆に生命力を吸い取られ疲れました。
今回は、お客様保護観点からすると、社長の仕事がキャパを完全に超えているように見受けられますので、せめて取引だけは円滑に無事故で行って欲しいと祈ります。
以上、任意売却専門不動産業者の求人応募職場体験でした。
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