ちょっと難しそうなタイトルですが
「普段活動されてることが活性化だと思ってますので、そのままを話してください」
そう、前衆議院議員の高橋美穂さんにお声がけ頂き、
東北復興応援の活動の話を講師としてお伝えする機会を頂きました。
高橋美穂さんとは、アンプティサッカーを応援する会の仲間として
一緒にボランティア活動をしています。
皆様お忙しい中、話しを聴きにお越しくださりありがとうございましたm(._.)m
活性化なんて考えることもなく
純粋に自分が出来る応援の手段として
料理教室が出来る復興応援として、三陸の食材を使いはじめ、その進化系の
【味覚で広げる復興応援】
食べて!買って!復興応援!
のマルシェ活動を始めた私…
料理教室では限界があるので、広く皆様に三陸の海の幸を広めるためには何ができるか?
ということで、マルシェ活動を選択したのです。
そんなお話をさせて頂くために
話す内容を組み立てていると
原点は何か。
そこになります。
それを辿っていくと…
たくさんの方に毎月ご参加頂いていた
自宅での料理教室
だったのです。
料理教室から始まった人の輪が、今の私を作ってくれてます。
応援してくれてる生徒さんや周りの友人達が、私にパワーを与えてくれてます。
まずはその原点である料理教室の話しから。
お子様連れレッスンの話しや、昼夜びっしりの予約で沢山の笑顔に包まれていた話しなど。
また、皆さんから
放射能の風評被害についてのご質問もありました。
これについては、岩手県のHPに
毎週検査をされている結果が出ていますのでこちらをご覧ください。
放射能汚染が心配だから東北の食材は食べない!
その選択をされる方もちろんいても当たり前ですし、その方の考えですからそれもありだと私は考えます。
ただ、美味しいものは美味しいです。
私たちは国の検査機関の発表を信じるしかありませんが
その前に「美味しいものがそこにある」のです。
検査機関を信じ、安全だというのは前提で、現地の食材を提供しています。
【味覚で広げる】
この部分が私にとっては重要で
その食材の美味しさに沢山のファンの方がついてくださり、リピーターもたくさんいらっしゃいます。
また出店先に目掛けてきてくださり
その味を楽しんで頂いたり
「復興応援に来ました!」
そう言いながらmoguの料理を買って食べてくださる方もたくさんいらっしゃいます。
漠然としたイメージから不安で食べない!
という方より、
出荷する現地の方の方が
もっとシビアにその数字をしっかり見ています。
だから私はその方達も信じています。
だって現地のその方達は仲間ですから。
SNSだけのつながりではない
リアルな人脈作り=リアルな人の輪
これが活動の原点であり
活動を続けていけるための財産でもあります。
私が最後にお伝えしたこと。
何かを変えたかったら、まず自分から動くこと。
人に応援された経験がある人しか
人を応援することはできないのかもしれません。
このふたつです。
大丈夫です。
人間は生まれた時から応援され続けて生きているのです。
そして、何かしたくても何をしていいのかわからないし、何も出来ない…
そんな風に自分を追い込まなくていいのです。
誰だって自分の生活が最優先。
誰だってできない時があるのも当たり前。
人を応援するというのは
『出来る人が、出来ることを、できるタイミングでやればいい』
そう思いませんか?
被災地の事を忘れない。
それだけでも立派な応援です。
凄いとか凄くないとか
出来てるとか出来てないとか
そんな事は全く関係なく
「今の私が、今の力でやっている事を、
ありのままにお伝えした」だけで、
課題だって山積です!!(^^;;
そんな話しを聴きに来てくださった皆様ありがとうございました!
そして、自分の行っている事を改めて振り返る機会を頂けたことに感謝ですm(._.)m
話しの後の懇親会にて
モグ食堂(旧mogu's キッチン)名物
【さんまのつみれ汁】を皆様に食べて頂きました。
三陸町越喜来の漁師の奥様達が一つ一つ手作りしている完全無添加のさんまのつみれを、
私も本気で天然だしで作り、昨日は寒かったので静岡の由比の地酒「正雪」の酒粕を使った汁に仕上げてみました。
こんな風に、岩手と静岡を料理でつないで行きたいです。
どうでしょう?皆さんの味覚に訴えかけることが出来ましたか?
昨夜も素晴らしい人の輪が広がりました!