今ちょうど試験前ということもあって、作文の添削とかをするんですが、こどもたちの発想には素直にすごいなと思うところがたくさんあります。

今日は情報についての文でこんなことを書いてありました。


物事の見方は人それぞれ、ニュースを伝える人もその人の見方でそのニュースを伝える。だから、新聞やネットも同様に自分でしっかりと考えて信じる必要があるのではないか。

と。

確かに。ニュースを伝える人はその人の選択で伝え方、言葉を使う。
新聞もそう。そこには、その人の利益や背景が反映されてくる。しかし、そんなことまで考えずに大衆心理に飲まれてしまうことの方が多い世の中。
ネットに至っては事実すら存在しないものも多く飛び交っている。

批判的に物事を見るのはとても大事だと思う。避難するわけでなく、違う可能性を探る作業。
今こどもたちはメディアリテラシーを学んだりするそうだが、確かに情報が多すぎる。

選べるのは幸せだ、と数年前まで言っていたパソコン世代の前の人達も

情報が多すぎて何を選んだらいいのかわからないと言っている現ネット世代も

悩みの根元は同じようだ。

こどもたちの年齢の時の自分を考えると恥ずかしくなるくらい視野が狭かったのを覚えている。

そう考えるとこんなことを考える多角的視野を持ったこどもたちには素直に気付きを与えられる

正しい、と思わされるのではなく

正しい、と自ら思うことが大事だ

選択はいつも自分でしなきゃ

世の中はそんなに暗くないし、後ろ向きでもないし、不幸せでもない


マイナスを疑ってみるのも大きな気づきになるんじゃないかな


今日の本気が未来を描く