■中京大学・豊田キャンパス(愛知県豊田市貝津町床立)

 

中京大の郊外サブキャンパス。サブとはいっても、市街中心地のメーンキャンパスより広くて立派なのは、大学あるあるのお約束だ。

 

 

オーソドクスなメーン領域の学部が市街中心部の名古屋キャンパスに入居し、比較的新しい領域(現代社会学部、工学部の情報メディア系)と、面積が必要なスポーツ科学部が入居するのも、大学にはよくある話だ。

 

 

場所は愛知環状線貝津駅から徒歩15分ほど。

 

 

「環状線」といわれるとついうっかり、市街中心部を走る東京や大阪のアノ電車を想像してしまうが、全然違う。

 

 

環状は環状でも、武蔵野線に近い感じの環状線だ。輪っかになっていないところも含めて。

 

 

まあともかく、百歩譲って郊外住宅地といえなくもないかもしれないあたりに位置する広々としたキャンパス。

 

 

お約束通り、中京アーチに覆われた校舎や体育施設が建ち並ぶ。

 

 

以外に歴史は古く、豊田キャンパスの開設は1971年。

 

 

というのも、ここのスポーツ科学部は歴史が長い。1956年に商学部の単科大として大学が誕生したのだが、早くも59年に体育学部が出来ている。

 

 

というわけで日体大のように、体育教員の養成校として長い伝統を持つ。

 

 

スポーツで知名度を上げようという私立大は少なくないのだが、そういうぽっと出のところとは格(就職先のOB網)が違うのである。

 

 

そんで1990年、ITブームの波に乗って情報科学部を開設。これが発展して工学部になった。

 

 

ちなみに1990年はPC9801の天下だったが、この年にMacintosh Classicが発売され、92年にウィンドウズ3.1が登場した。

 

 

 

 

  交通メモ

 

JR名古屋駅から中央本線で30分。高蔵寺駅で下車。愛知環状鉄道に乗り換えて25分。貝津駅から徒歩15分。なぜか駅にも中京アーチが!といいたいところだが、微妙に形が違う。大学から図面をもらったわけではないのだろう。