■愛知工科大学(蒲郡市西迫町馬乗)
名鉄蒲郡郡競艇場前駅で降りて山側、つまり競艇場ではない側に進む。
新しくもないが、すごい古くもない町並みを抜けていくと車がビュンビュン、大通り。
そこから西へ進むと校舎が見えてくる。
ロケーションは小高い丘の上、的。
振り返ると海が見える。見晴らし上々
そんなキャンパスには、中高層校舎がひしめき合う。
運営元は「電波学園」。
1952年に名古屋無線電信学校を開校し、以降様々な高校や専門学校や短期大学を開学。福祉から技術系まで幅広い多角経営を進めてきた学校法人だ。
1987年に愛知技術短期大学を設置し、これを母体にして2000年に4年制大学、つまり愛知工科大を開学した。
短大は愛知工科大学自動車短期大学と名称を変え、文字通り、自動車整備士を養成する。さすがトヨタのおひざ元、愛知県だ。
工科大の方は、工学部の単科大で、機械システム工学科・ロボットシステム工学科・情報メディア学科で構成。
現在は、ロボットシステム工学科が電子ロボット工学科に名称変更されている。
帰りはJR三ヶ根駅に出るのがお勧め。三ヶ根は深溝松平家の地元だ。歴史好きならご存じかもしれないが、戦国末期の暮らしぶりや大名ゴシップを知る上で欠かせない「家忠日記」を記した記録魔・松平家忠を偲んで訪問したい。
交通メモ
愛知工科大学
住所: 蒲郡市西迫町馬乗
JR豊橋駅から三河塩津駅まで20分。さらに徒歩20分。近所の幸田町民会館はとても豪華なポストモダン型公共建築。山下設計。