■静岡文化芸術大学(静岡県浜松市中区中央)

 

県立短大浜松キャンパスを改組して作った4年制大学。

 

とはいっても、ほとんど継続性はない。

 

 

すごくざっくりいうと、県都静岡に県立大がある以上、浜松にも県立大があるべきだ、という地元の声を受け、看護・家政系短大を廃止し、新たに文化政策・デザインの4年制大学を作った、というのがわかりやすい表現だろう。

 

 

2000年に公設民営方式で買いがしたが、2010年からは公立大学法人に移管された。

 

 

いわゆる都市型大学。浜松駅前に5階建て大型低層棟と、それと一体化した12階建て高層棟からなる。庭は屋上庭園。グラウンドは無い。

 

 

屋上はほぼほぼ緑化されており、平面型「出会いの広場」と、草原をイメージしてうねった形の「創造の丘」は市民(子育て世代)の遊び場として愛されている。

 

 

どちらにも屋外アートが飾られており、要するに大学の屋上が、おしゃれ市民公園にあっている、ということだ。

 

 

屋外アートは、出会いの広場のガラス製電話ボックスがジャウメ・プレンサ。

 

 

創造の丘の各種の椅子がインゲス・イデー。

 

 

でまあ順々に。まずは出会いの広場。

 

 

2階部分に位置する屋上庭園というか芝生広場。キャンパスの中庭機能も果たしている。

 

 

6階(5階屋上)にあるのが創造の丘。浜松市内が一望でき、夜景スポットとしても有名だ。

 

 

平面ではなく、波線上にうねった屋根の上に起伏を持たせた芝生広場が広がっている。

 

 

地上6階の高さにこれだけの広さの広場、というのはそうそうない。

 

その眺めも当然ながら、そうそう体験できるものではない。

 

おすすめ。

 

  交通メモ

 

静岡文化芸術大学

 

住所: 静岡県浜松市中区中央

 

JR浜松駅から徒歩15分。浜松城からも徒歩15分。両方の展望スポットを制覇して、浜松を一望(二望?)に収めたい。浜松城からさらに徒歩15分で静岡大浜松キャンパス。ついでにちょっと遠いが、袋井の静岡理工科大は一見の価値あり、だと思う。