■工学院大学・八王子キャンパス(私立・東京都八王子市)

 

理系私学の中ではトップクラスの歴史の古さだ。

 

1887年創立の工手学校(現在の高校相当)が前身で、1929年に工学院に改称。1949年に新制大学に昇格した。

 

 

元々は帝国大学の教授陣が、「自分たちの手足となって働いてくれる現場技術者を養成しよう」と、作った私立学校が工手学校だ。

 

 

学科は土木、機械、電工、造家(建築)、造船、採鉱、冶金、製造舎密(化学)の8つで、工学系の総合教育機関と言っていいだろう。

 

 

キャンパスは、3・4年が学ぶ新宿キャンパスと、1・2年生の八王子キャンパス(1963年開設)。

 

 

新宿は狭い敷地に高層ビルが建っている都市型校地なので、大学らしいキャンパスは23万平米の八王子となる。

 

 

場所は斜面。

 

 

元々は斜面下の平地(と、やや平地)部分に展開していたが、徐々に斜面を上にぼって展開。

 

 

その後、斜面下の校舎を建て替えたので、斜面と山頂?部に、やや古めの建物が残る、という感じだ。

 

 

 

 

とはいえ、全体的に新しい。

 

 

ちなみに2011年、単独の学部としては日本初の「建築学部」を新設した。近畿大学も同年中に作ったけれど。

 

 

 

  交通メモ

 

 

工学院大学(八王子キャンパス)

 

住所: 東京都八王子市中野町

東京駅からJR中央線に乗って八王子駅下車。バスで23分。創価大や滝山城跡が近くにある。帰りは歩いてハイキング、でもいいだろう。