■静岡大学・静岡キャンパス(静岡県静岡市駿河区大谷)

 

横に長い静岡県。キャンパスは静岡市と浜松市の二か所に分けられている。

 

 

静岡市にあるのは、人文社会・理学・農学系。

 

 

戦前の旧制静岡高校と師範学校、青年師範が母体となった。

 

 

一方の浜松キャンパスは、旧制浜松工専が源流で、戦後に工学部となった。

 

 

さて静岡キャンパス。もともとは市内各地に校地が点在していたが、1970年に駅南の現キャンパスに移転統合した。

 

 

山と丘の中間ぐらいの微妙な斜面に展開するキャンパスだ。

 

 

ということもあって、歴史的建造物はなく、どちらかというと、「大至急、校舎を作った」という感じだ。

 

 

とはいえ、斜面を登っていくだけあって、いろいろ「下界」の流れも見える。

 

 

県庁などの市内中心部やタミヤ模型。

 

 

丹下健三設計の静岡新聞本社。

 

 

っていうところだろうか。

 

 

また、農学部は他の学部から独立しているような塩梅になっている。

 

 

ここは、磐田にあった県立農学校が静大に吸収されて移転してきたという歴史もあるし、ここだけ(やや)新しい、校舎になっている。

 

  交通メモ

 

静岡大学・静岡キャンパス

 

住所: 静岡県静岡市駿河区大谷

 

JR静岡駅からバスで30分。正直、ここのバスは観光客にとっては難易度が高いと思う。タクシーで行った方がいいだろう。キャンパス内はとにかく斜面。足を鍛えるにはうってつけだ。