■育英大学(私立・群馬県高崎市京目町)

 

今年の箱根駅伝で大活躍の育英大学。JR新前橋駅から歩いていくにはちょっと遠い。

 

バスに揺られて40分少々で到着だ。

 

 

ここのキャンパスは「期待せずに行ったら意外によかった」パターンだった。

 

 

元々の母体が、幼稚園教諭・保育士育成の短大(育英短大)だということもあってのことだろう。

 

 

おおむね、女子大とミッション系はキャンパスの見栄えにも気を使っていることが多いのだ。

 

 

また、スポーツ強豪校として知られる群馬育英学園グループ(前橋育英高)ということもあり、予算的にもそれなりに余裕があるのだろう。

 

ということもあって、入り口はこじゃれた西洋風モダンなつくり。

 

ミッション系ではないが、ミッション風の教会っぽさを漂わせる塔付きだ。

 

中庭も清潔。

 

 

メーン校舎は、入り口から見ると直方体かと思ったのだが、裏に回ると一転、カーブが支配的な印象を持つ。

 

 

なんというか、手慣れた設計事務所がポストモダンを取り入れ、教会風かつモダニズムで、というオーダーをちょちょいのちょいと実現した、そんな感じだ。

 

 

外周に出ると、緑がかなり豊富だ。

 

 

ここもやはりスポーツには力を入れていて、体育館はとても立派だ。

 

 

樹々越し、グラウンド越しに見える校舎もよい。

 

 

そばには群馬医療福祉大のキャンパスもある。そっちも見て回る。

 

 

思うのだが、北関東の晴れた空と茫漠たる大地は、こういったモダニズム系の建物と相性がいいと思う。

 

 

 

  交通メモ

 

育英大学(私立)

 

住所: 群馬県高崎市京目町

 

JR新前橋駅からバスで30分。さらに徒歩10分。そばの群馬医療福祉大も見てその次は・・・高崎か前橋に出るしかない感じかなあ。ただ、育英大だけを見るために行っても、それほど時間の無駄ではないのではないだろうか。