■東都大学・深谷キャンパス(私立・深谷市上柴町西)

 

看護系のコンパクトなキャンパス。

 

 

設計は隈研吾。

 

 

あんまり、っぽくないぞと思ったが、水盤から斜めに見上げる校舎は隈設計の作新学院大をほうふつとさせる。(写真では水盤に水は張られていないけど)

 

 

なるほど。

 

 

奥の旧校舎は1970年代風モダニズム。

 

 

 

なんだかゴーギャンっぽさを感じさせる?謎彫刻が印象的だ。

 

 

 

しかしこの大学、名前がすごい。学校法人青淵学園東都大学である。しかも所在地は深谷。

 

 

冗談かと思ったが、本気だった。

 

 

深谷出身の経済人、渋沢栄一の号「青淵」にちなんで青淵学園。

 

 

将来の目標は医学部から法学部まで擁する総合大学だ。

 

 

ググっても断片的な情報しか出てこない。これも21世紀としては驚きだ。

 

 

経営母体は全国各地に多数の病院を展開する医療法人グループ大坪会。

 

 

その総帥たる大坪修氏は、福岡出身で東大理2(薬学部進学コース)から医学部に進み、いろいろあって三軒茶屋に病院を開業。

 

 

ぐいんぐいんと業績を拡大し、ここに至った辣腕経営者だそうだ。

 

 

  交通メモ

 

東都大学(深谷キャンパス)

 

住所: 埼玉県深谷市上柴町西

 

JR高崎線籠原駅か深谷駅から、バスで15分、または徒歩40分。大学の裏手はアリオで、横は大型市民公園。紅葉がきれい。行はバス、アリオで弁当を買って公園で食べ、駅まで散歩。ってのはいかが?