■佐賀大学・鍋島キャンパス(国立・佐賀市)

 

1976年設立の国立佐賀医科大学が、2003年に佐賀大と統合して現在の姿になった。

 

 

という経緯もあり、本キャンパス(本庄)とは別の場所に、独自の単独キャンパスを保有している。

 

 

場所はというと市外中心地からやや離れた、そろそろ町はずれ感が出てきたあたり。

 

 

その分だけ敷地にゆとりがある。

 

 

一般論として医大は、市街中心部に位置。病院がメーンエリアを占拠し、端っこに大学校舎が引っ付いた感じの、高層率高めのキャンパスが多い。

 

 

佐賀大医学部の場合は、新設医大として最初から郊外に建てられたということもあり、敷地に余裕があり、比較的「大学っぽい」キャンパスになっている。

 

 

ちょっとした築山があり、景色にアクセントを添えている。

 

 

校舎も白系だけでなく、赤茶色レンガ風の色どりが目立つ。

 

 

 

「大学」っぽい。

 

 

佐賀は江戸の昔から蘭方医学の盛んな場所ではあったんだけど、医大はなかなかできなかった。

 

 

というのも、お隣長崎がそれ以上に西洋医学のメッカとして、華やいでいたためだ。

 

 

 

まあおかげで、というかなんというか、敷地にゆとりがあって緑や庭もある、お散歩にはもってこいのキャンパスを手に入れることが出来た。

 

 

という見方も出来なくもない。

 

 

  交通メモ

 

佐賀大学・鍋島キャンパス

 

住所: 佐賀市鍋島

 

JR佐賀駅からバスで20分。さらに徒歩5分。帰りは歩いて街なか散歩か。途中で西九州大・佐賀キャンパスに立ち寄って一息つくとちょうどいいだろう。