■佐賀大学・有田キャンパス(国立・佐賀県有田町大野)
2016年に新設の芸術地域デザイン学部の芸術表現コースが入る小さなキャンパス。
新設とはいっても、ゼロからの設置ではなく、佐賀県立有田窯業大学校(専修学校)が佐賀大に統合され、4年制に昇格したということだ。
名前の通り、有田焼で有名な有田町で陶芸家を育成するために作られた学校であり、それ以上でもそれ以下でもない。
有田は日本の磁器発祥の地と言われ、人間国宝も目白押し。そんな土地柄なのだ。
街を歩くと、卒業生の作品が展示されている。
「芸術表現」が上滑りしたものも見受けられるが、なかなかいい感じのものもちらほらと。
有田の街は結構広い。窯元は各地に点在しているので、自転車とか車があった方がいいだろう。
僕個人としては、陶磁器の王国「有田ポーリセンパーク」に行きたくてここに立ち寄った。
なぜかは知らないが、ドイツ・バロック建築の華と呼ばれるツヴィンガー宮殿を忠実に再現しているのが売りなのだ。
しかし、長旅で疲れていたのであろう。二回も電車を乗り過ごしてしまった。寝過ごして。しかも特急。
おかげで昼過ぎ到着の予定が、午後4時着になってしまい、佐賀大キャンパスを除いて終わりとなってしまった。
残念。
なお、佐賀大だけでは尺が持たないので、後半は全く関係ない写真の数々です。
交通メモ
佐賀大学・有田キャンパス(国立)
住所: 佐賀県有田町大野
JR佐賀駅から特急で40分。さらに徒歩15分。町の雰囲気はぶらぶら歩きには悪くないが、いかんせん、窯元が分散しすぎている。観光協会などでレンタサイクルをやっているので、是非とも使うべし。むしろ必須。