■番外・鳥栖市役所(佐賀県鳥栖市) 

 

そろそろ解体工事が始まったころだろうか。新庁舎への建て替え移転が決まっている。 

 

 

初見では船をモチーフとしたデザインだろうか?と思ったのだが鳥栖市は内陸地域で海に面していない。 

 

 

しかしながら江戸時代は対馬藩の飛び地だったそうだ。 

 

それはさておき、雑な建物ではない。 

 

 

細部に神が宿っている、というと言い過ぎだろうか。 

 

 

中に入って階段。そんなに金のかかった作りではなさそうだが、おや素敵なモザイクが見える。 

 

 

近づいて凝視するとこれはもう取り壊しなんてとんでもありませんよと言いたくなるようなモザイク具合だ。 

 

 

屋根のそり上りは横側から眺め上げる時により印象的だ。丹下健三の代々木体育館のように。 

 

 

建物正面は南東を向いているので順光で撮るなら朝方だろう。僕は夕方の逆光で撮ることになったが、これもまたよし。 

 

 

 

しかしながら建て替えとなるだけあって、新しいとは言えない庁舎だ。

 

 

 

おまけ、そばにあった小学校。 

 

 

 

すごい名前のスタジアム。ネーミングライツを売るにもほどがあるだろうという気もする。 

 

 

そして夕方。

 

 

 

 

  交通メモ 

 

鳥栖市役所

 

住所: 佐賀県鳥栖市宿町 

 

JR鳥栖駅から徒歩30分弱ぐらい。駅前にはフレスポ鳥栖というショッピングモール的な物があり、くら寿司があったので入店したら九州ならではの甘口醤油が置いてあった。これがいける!でも枕崎で食べた鹿児島のしょうゆはもっと甘かったような気も。