■番外・渋川市役所(群馬県渋川市石原)

 

伊香保温泉の玄関口、JR渋川駅から歩いて20分はかからないぐらいだ。

 

 

さて、その建物はといえば、風格があるというか、シンプルというか、なんというか。

 

 

少なくとも、外壁タイルの落下が気になってはいるらしく、落下防止対策のネットが壁面にかけてある。

 

 

外壁は打ちっぱなしのコンクリとタイル張りの混合構成。

 

 

1964年竣工なので、だいぶ年季が入っている。

 

 

建て替え必至ではあるが、今のところ、これから検討するという段階のようだ。

 

 

渋川は三国街道の宿場町。信州へ抜ける吾妻街道や、日光へ向かう会津街道への分岐点でもあり、交通の要所として栄えてきた。

 

 

その要所を扼する地点に作られた白井城は、戦国時代(のちょっと手前)に関東管領・山内上杉家の家宰・白井長尾家の拠点だった。

 

 

白井長尾の投手となった長尾景春が上杉家に反乱を起こしたことから、関東地方は本格的に戦国時代に突入していくことになる。

 

 

ま、とにかく、渋川はすごいってことさ。

 

 

  交通メモ

 

渋川市役所

 

場所: 群馬県渋川市石原

 

JR東京駅から高崎線と上越線を乗り継いで、渋川駅で下車。そこから徒歩15分少々。せっかくここまで来たのなら、伊香保温泉までバスに乗って足を延ばし、立ち寄り湯で一息つきたい。さらにその先、榛名湖のスワンボートの毒々しい?カラーリングも見ものだ。