■常磐大学(私立・茨城県水戸市)

 

何しろ茨城にある大学なので、「じょうばんだいがく」と読むのかと思っていた。しかし正解は、「ときわだいがく」だった。

 

70年代風の建物と最近風の物件が入り交じった、コンパクトでなかなか悪くはないクオリティのキャンパスだ。

 

丘に沿った起伏豊かな立地というのもポイントが高い。僕的に。

 

アクセスは、JR水戸駅からバスで15分ぐらい。さらに徒歩10分。

 

正門が一番の低地に位置し、そこから坂を登る形でキャンパスに上っていく。

 

まずは、昔ながらの建物が中心の右側ゾーン。幾何学的な装飾をあしらった、かつての「モダン」建築だ。

 

 

 

 

 

裏門の方まで抜けると、六角形の守衛所なのか?な建物も。

 

 

全体的に、色とデザインコンセプトが統一されており、さりながら、四角四面の建物配置でなく、ゆるゆると向きを変えながら足取りを進めることになる。

 

つまり散歩に最適。

 

次いで、中央・左側ゾーンに向かう。こちらは比較的新しい。

 

 

素敵なモザイクもあった。

 

 

丘陵地だからと言うこととは特段関係はなさそうなのだが、無茶なアンダーパスも。

 

 

しかしそれがまた、散歩的には視点の変化をもたらし、楽しくある。

 

 

丘陵地は良い。歩いていて視線の上下動の変化が生じるし、何より見晴らしが良い。

 

 

と、キャンパスを堪能しながら傾斜を下がって、食堂のある学生ホール。一番手の込んだデザインの建物だ。

 

 

周辺の傾斜を生かした芝生と歩道が、食後の腹ごなしにぴったりだ。

 

 

常盤大。1909年(明治42年)創立の「裁縫教授所」がルーツ。「水戸常磐女学校」を経て、1983年に大学を開学。

 

キャンパス面積は約7万平米、学生数は同居する短大込みで3300人。

 

関係ないけど、近くにあるパステルな民家とマンション。