■新潟県立看護大学(公立・上越市新南町)

 

JR妙高はねうまラインの高田駅から、バスかタクシーだろう。

 

帰りは高田城経由で、町並みを散策しながら駅に戻るのがおすすめだ。

 

県立中央病院の付属看護学校としてスタートした学校で、病院のとなりに立っている。

 

まずは、その病院。

 

 

なんだかバロック感があるというか、凹凸感がすごいというか・・・。

 

でまあ、隣の大学へ。広々としたキャンパスに、なかなか面白い建物。設計者は不明だが、いわゆるポストモダン系校舎だ。

 

 

鐘楼的な中央棟。

 

 

僧院を彷彿とさせる、回廊に囲まれた中庭的広場。

 

ゴシック的な配置で、なるほど、大学っぽい。

 

横から。

 

 

卒業生が献納した、タイルアート的な壁。

 

 

裏から見ると、芝生が映える。

 

 

表から見ても、芝生グラウンドが映えるんだけれども。

 

さて、関川を渡って駅へ向かって引き返す。

 

 

その前に欠かせないのが、県上越振興局だ。

 

まずは円柱形の春秋会館。設計者不詳。

 

 

隣の本館。一件、普通の庁舎建築に見えるが、細かいところに手が込んでいる。

 

 

例えばレンガ風タイル張りでなく、レンガ張り。ごつい質感。

 

 

西洋美術館のような小石の打ち込み壁。

 

 

と、昭和モダンを堪能してから、高田城へ。

 

 

ここは元々、本丸は無く、代わりに三重櫓がシンボル的存在だった。明治時代に火事で焼失したが、平成に入って再建した。

 

 

ちなみに、城の縄張りと施工監督は伊達政宗だ。

 

あとはそうだなあ、現存のものは、旧陸軍第13師団長宿舎、というのもある。立派な洋館だ。