■秋田大学(国立・秋田市)
とにかく白一色。
という印象を感じる。
なんでこんなに白いのか。
ということはさておき、日本唯一の旧制鉱山専門学校を前身とする大学で、工業博物館が併設されているのが特徴だ。
場所は秋田駅から徒歩20分弱といったところ。
まず見えてくるのが、真っ白な木造洋館風の百周年記念館。前身の旧秋田鉱専本館をデザインソースにした、コンクリ建築だ。
裏手に回ると、きっちり現代風の校舎になっている。
道路を渡ってキャンパスメーンエリアへ。
もう一つの母体である、秋田師範学校をルーツとする教育系学部がまずは見えてくる。
入り口には庭とオブジェ。
パッコロリン?
その先には建物。ここもみな白い。真っ白。
新築の図書館も白い。
アナログ時計ではなく、デジタル時計が掲げられているのだが、ちょっと驚き。あまり見ない。
知る限り(というほど知っているわけではないが)、デジタル時計をでーんとシンボライズに掲げているのは麻布大@淵野辺と、ここぐらい。
その麻布大だって、校舎に据え付けているわけでなく、敷地内に単独でデジタル表示板時計が突っ立っているだけだ。
それはさておき、本部棟とその前に広がる庭を拝見してからさらに奥に。
理工系エリアに突入する。
もちろん白い。
その白さが、濃く深い緑と対照をなして、目にまぶしい。
白と緑とガラスブロック。好きですね、こういう色の組み合わせ。
一番奥にある鉱業博物館。
高台に位置するので、キャンパスを見下ろすことができる。
再び下ってキャンパスの残りをぶらぶら。
コンクリも始まったらしい。
さらに徒歩で30分ぐらい進んだところに、医学部キャンパスもある。
附属病院を中心とした、いかにも医学部らしいキャンパスだ。