■富山国際大学(私立・富山市東黒牧)
最寄りの駅は富山地鉄の大庄駅だと思うが、南富山駅からバスで行く方が便利だと思う。たぶん。
とにかくバスに乗って富山平野を南下。そろそろ平野も南端に達し、バスは山中に向かって登りはじめる。
突然、お城のような校舎的建物が見えてきたので、「おおっ、これか、超ファンキー!」と、セルフで色めき立ったが、まったく別の高校の建物であった。
さらに上って、一帯どこまで行くのだろうか、と不安になったあたりでようやく到着だ。
とは言っても山の中、密林の中ではなかった。
こぎれいに切り開かれた、「アメリンカン・カレッジ」という表現がぴったり。
オレンジ色の瓦の切り妻屋根の校舎が、余裕を持って建ち並ぶ。
下見板張りではなく、コンクリの打ちっ放しではあるが、安っぽくのっぺり作ってあるわけでなく、なかなか細部のディテールにも気を使っている。
扉も木製というところは、ちょっとうれしい。
特にキリスト教系の大学ではないのだが、鐘楼塔のようなものが本部棟に付属している。
上ってみると、鐘的?な物。
そして、眺めは上々。立山の山々が広がる。