■日本工業大学(私立・埼玉県宮代町学園台)

 

久々に度肝を抜かれた。

 

 

一体全体、誰が設計したのかわからないが、とにかく、ただ事ではない。見に行く価値はある。

 

 

キュービック。メタリック。ポストモダン。

 

どうもこの大学、校舎は学内設計が多いらしい。建築学科の先生にやらせているらしい。

 

その結果、こんなに個性的な建物になっているのであろうか。

 

それはさておき、最寄り駅は東武動物公園。北千住から春日部へ向かい、さらにその先となる。

 

駅からは15分ぐらい。ちょうど良い散歩感の距離だ。

 

で、いきなり正門には何というか、太陽の塔@大阪をキュービック化したような1号館がそびえる。

 

うーん、一体全体誰がこんな物を?

 

とりあえず、反時計回りにキャンパスを探検する。

 

右手に進むと、蒸気機関車展示館。数少ない、普通にレトロな建物だ。

 

工業技術博物館の前には、よく知らないがレトロな電車が展示されている。

 

で、そこから右折して研究・実験棟が建ち並ぶエリア。

 

その先には建築学科実験研究棟。その名の通り。なんだか、強そうだ。

 

 

体育館や多目的講義棟を横目に進む。

 

 

 

スチューデントホールに、学食。

 

 

その先には、これまたモニュメンタルなガラスタワー。図書館だ。

 

 

うーん、すごい。

 

予算不足なのか、裏側はガラス張りではないが。

 

進んで、先端材料技術研究センター。

 

 

もう少し先で曲がって、キャンパス中央部に進む。

 

 

広々とした中央広場の向こうに多目的講義棟が見える。

 

正門方面に向きを変えると、3号館もキュービックと何かの悪魔合体。

 

 

裏から見る1号館。その前の広場もキュービック。

 

 

そんな、近未来的なキャンパス。

 

総面積は21万平米。学生数は4000人。

 

1907年設立の東京工科学校(たぶん、現在の高校相当)に源流をさかのぼるが、公式HPもWIKIも肝心なところはぼかされていて、沿革がどうにもよくわからない。

 

謎だ。

 

東武動物公園にはもう一つ、コミュニティーセンター進修館という名所がある。

 

象設計集団の設計で、もう、見るからに象設計集団。

 

町役場の隣なんだけど、こちらも必見だ。