■神戸国際大学(私立・神戸市東灘区向洋町中)
小ぶりなキャンパスだが、清潔でモダン。海のすぐそば。
ドリアンや一十三十一でも聴きながら散歩したい。オメガトライブでも可。山下達郎は、ちょっと違う。
JR住吉駅から六甲ライナー(ポートライナーとは違うので要注意)に乗って六甲アイランドへ。
終点のマリンパーク駅で降りて直進すると、やがて正門。
そこから入る。
広々とした芝生の中庭を打ちっ放しのモダンな校舎が取り囲む作りだ。
正門からのメーンストリートは、やや斜めに海に向かって直進する。その行き止まりの手前に5号館チャペルがある。
モダンモダンと言ったが、真四角のハコのオールドモダンではなく、出っ張りが付いたり引っ込んだり。
ガラス面をとにかく大きく取ったりとか、ポストモダン以降の現代モダンだ。
キャンパス南端の先は海浜公園になっている。そこから見る校舎もシャレオツだ。
もちろん、だらだら海を眺めるのも良い。
ちなみに、その隣は野鳥園になっているが、むしろガントリークレーン(鶴)が目立つ。
とにかく、つまりはおしゃれエリア。設計は竹中工務店。いかにも、だ。
ところでこう言っては失礼だが、いかにも「最近できた」っぽい大学名だが、実はそうでは無い。
源流は1963年開学の八代学院高校。1968年に大学も設置。
聖公会系ミッションスクールで、つまりは聖路加とか立教と同じグループってことだ。
八代はリーダー格の神父の名字。92年に神戸国際大に改称し、02年に須磨のあたり(神戸の西端)から、六甲アイランドに移転した。
経済・リハビリの二学部編成。面積は4万平米ぐらい。学生数は1500人。
時間があれば、六甲アイランドをぶらぶら一周したい。「埋め立て地」の風情がよく残されている。