■番外・江東区役所(東京都)

 

とびきりの個性派建築や名建築というわけでは全くないが、周囲のロケーションも含めて、良い場所だと思う。

 

東西線東陽町で降りる。23区もここまで来ると、町並みに少しのんびり感が漂ってくる。

 

それでいて、ちょこちょこと再開発も進められ、新旧織り交ぜた街という表現がうまくはまる感じだ。

 

駅から北上。しばらくすると前庭が見えてくる。その向こうに庁舎。

 

 

 

 

敷地は結構、余裕があるゆったりさ。23区とは思えない。

 

 

庁舎はそろそろ築40年を超えたそうで、なるほど、竣工当時の最新鋭デザインだったのだろう。

 

 

メーンの庁舎はゴールドに輝き、脇の建物は白く清潔だ。

 

 

 

 

赤いラインが印象的な集合住宅が、お隣。

 

 

と言ったあたりを一通り見てから、門前仲町に出る。

 

東京海洋大(越中島キャンパス)を見るという手もあるが、今日は北に少し歩いて、深川東京モダン館へ。

 

 

関東大震災後の1932年、社会福祉の一環として、お手頃価格で栄養食を提供する東京市営食堂の一つとして作られた。

 

 

バウハウスっぽいモダニズムの外装と、内装の細かなタイル張りが昭和レトロなモダニズム、だ。

 

 

 

現在は観光案内所兼カフェ、みたいな感じになっている。

 

こんな感じの家、個人でも建てられそう、かな?(無理か)