■埼玉医科大学・毛呂山キャンパス(私立・埼玉県毛呂山町)
埼玉はJR沿線(浦和・大宮)、東武伊勢崎線沿線(春日部)、西武・東武線沿線(和光・川越方面)の3エリアに分かれている。
いるんだけれど、もう一つ、八高線エリアという秘境が存在する。
JR八高線。マニア好きのするローカル線だ。
東京・八王子から埼玉・高麗川を経て、群馬・高崎へ。関東山地と平野の境目を進む、ディーゼル車1両編成の旅。
その途中、毛呂山駅で降りて徒歩10分。
ローカル線一人旅には良い場所だけれども、なぜそんなところに医大があるのか。
おかげで埼玉県だけでなく、首都圏全体の医療問題に多大な影響をおよぼしているのだが、そこには触れないでおこう。
さてこのキャンパス、ちょうど関東平野が終わり、関東山地の斜面が始まる境目に存在する。
つまり、入り口から先はひたすら坂だ。
まずは病院エリア。
そこをさらに上って抜けると大学エリア。
大学部分は、ピカピカの新校舎も。
ピカピカでないけど、味わいのある昭和モダンな看護学校校舎も良い。
ちょっとした中庭庭園。
池の先に見える洋館が、学園創設者の名前を冠した丸木記念館。
丸木先生の銅像もあるぞ。
斜面を道路がうねうね通っているので、なんだか住宅地みたいな感じもする。
その一方で、斜面だけに、外側への眺望はなかなかのもの。
図書館。
病院関連施設。
等々様々。
キャンパスの面積は不明だが、体感では10万平米ちょっとかな、と言う感じ。
坂を上ったり降りたりで、なかなか歩き甲斐のある場所だ。