■長野県立大学(公立・長野市三輪)

 

ひと目見て思った。ちょっと隈研吾っぽい。つまり、はやりのデザインだ。

 

 

 

愛徳幼稚園と東都大学と長岡市役所と京王高尾山口駅を足して8で割ると、こんな感じだ。

 

そんな荒業をやってのけたのは、公共建築ではおなじみの石本建築事務所。

 

 

近づいて見ると、意外に予算削減に工夫を凝らした感があるのがほほえましい。

 

さてまあ、新幹線にのって長野駅へ。

 

実は初めて長野市に足を踏み入れたのは10年ぐらい前だったのだが、その時始めて、長野市は川中島より北にあることを知った。

 

かの名高い、武田信玄と上杉謙信の戦い。

 

てっきり、新潟VS長野・山梨連合の県人抗争かと思っていたのだが、実は長野市、どちらかといえば上杉エリアだったようだ。

 

つまり、長野新幹線VS特急あずさの戦いだったわけだ。

 

そしてあずさ2号が勝った。

 

ということはさておき、長野電鉄に乗り換えて4駅。本郷駅で降りて徒歩10分。

 

ハイ見えてきました。

 

映えるキャンパスですねー。シンボルツリーがとても立派。赤・青(緑)・黄の3原色がそろって大三元。

 

 

さらに進むと入口正面。木製ルーバーの屋根が中央にかけられていて、アオーレ長野、って感じだ。

 

 

右手は食堂。うん、もう、ね。

 

 

 

左手はこう。

 

 

ぐるっと回ると西側入口へ。

 

 

 

 

敷地の東側は美和公園。中とろの規模でゆったりくつろげる。

 

もう一回入り口から眺めて、キャンパスを去る。

 

北に行くと旧制長野中学校旧校舎がある。レーモンドの東女に似た、不思議な感じの戦前期木造校舎だ。