■番外・鹿児島市役所(鹿児島市山下町)
1937年落成、大蔵省営繕局の設計。スクラッチタイル張りで左右対称、中央が塔。ゴチック風味のややアール・デコ。
この時代の典型的な庁舎建築だ。
さて、ここだけでは無い。このあたり一帯、近代建築(モダンではなく、レトロ、と言う意味での)がいっぱいある、歴史的建造物保存エリアと化しているのだ。
まずは鶴丸城の後楼門。最近、復元された。
中央公民館。1927年、片岡安。
県教育会館。1931年、不明。
県立博物館。1927年、岩下松雄。
同・考古資料館。1883年、すげえ古い。不明。
西本願寺鹿児島別院。知らん。
神社の建物。
南日本銀行本店。1937年、三上昇。
山形屋。1916年、不明。
このあたりは旅行ガイドブックでおなじみだが、イチオシは県産業会館。
1967年。設計者不明。力強い柱。