■番外・湯河原町役場(神奈川県湯河原町中央2)

 

船、をイメージした庁舎なのだろうか?

 

 

朝開き丸、東の海へ。

 

 

設計は佐藤茂次設計事務所。

 

早稲田大建築科の創始者である大物・佐藤功一の子息だそうだ。1962年竣工。

 

アクセスは東海道線に乗って、熱海の手前、湯河原へ向かう。

 

小田原〜湯河原間は日本でも五指に入る名車窓(ぼく調べ)だが、本当にいつ見ても飽きない。

 

 

でまあ、降り立った湯河原。

 

数年前にB級グルメの焼きそばを食べようときた時が初めてで、今回が2回目だ。

 

町の作りとしては、熱海を大幅にコンパクト化したような感じだ。

 

役所まで徒歩10分ちょっとか。

 

車寄せのある入り口側は北面しているので、写真はもれなく逆光になる。

 

 

逆に、裏側からは撮影しやすい。

 

 

 

 

舳先を彩るタイルは元々なのか、経年変化なのかわからないが、つや消し状態で、むしろそれが一段とフネフネ感を出している。

 

 

まあ、そんな感じの役所だ。

 

ついでに、駅から役場の途中にある図書館も、なかなかの作り。

 

 

コンクリ打ちっ放しの壁が半透過調の茶褐色にペイントされていて、これが遠目にはありがたみのある?重々しさのある感じなのだ。

 

 

ちなみに、駅前には隈研吾のパクリみたいな感じの、ほっそい木材を束ねた屋根というか小屋がけがある。

 

後でググったら、隈事務所だった。