■群馬大学・荒巻/昭和キャンパス(国立・前橋市荒巻町)

 

JR前橋駅からバスに乗って、北へ20分で昭和キャンパス。医学部の単独校地だ。

 

さらに10分ほど乗りつづけると、荒巻キャンパス。人文系学部が入るメーンキャンパスだ。

 

まずは荒巻から。

 

多くの大学は正門からズドンと直線の大通りが延びているが、ここは緩やかにカーブしながら道が進む。

 

 

 

それだけのことで、驚くほど柔らかい表情になる。

 

 

しばらく進むと、ちょっとした広場になって、右手が図書館。左手が教養教育GA棟。正面が教育学部。

 

 

 

教育学部の裏手に進む。

 

 

 

まあ、こう言っては何だが、正統派国立大学建築、と言うところだ。

 

乾いた明るめの茶色を基調とした壁がほとんどだが、時折、青タイルの差し色が入る。

 

 

 

アズーロ・エ・マローネだったっけ。イタリア語で青色と栗色。

 

あっちの人は青シャツと茶のズボン、と言うように、この組み合わせで服を着るとか着ないとか。

 

空の色と土の色。見慣れた組み合わせだから良いんだそうだ。

 

入り口に戻ると、生協食堂と芝生広場がある。

 

 

生協の方は、オープンエアの中庭席がある。

 

 

芝生広場には小山がいくつか散らされていて、周囲の木立も合わさって、 立体的な陰影を作っている。

 

すごい建物があるわけでは無いが、和む。

 

 

昭和キャンパスの方は…、何かをあいまいに反省している石碑がある。

 

 

かえって反省の意が伝わらないのは、どうしたことか。

 

どんな不祥事か気になる人は、ググってください。