■沖縄キリスト教学院大学(私立・沖縄県西原町)

 

山の上にそびえ立つ中世の城塞、あるいは修道院。

 

そんな感じ。

 

 

コンクリ打ちっ放しの建物は、遠目には石造としか思えない。

 

そんなキャンパスは地元出身・真喜志好一の設計だ。

 

というわけでえっちらおっちら、写真を撮りに行く。

 

正面入り口から、自慢の礼拝堂が見える。

 

 

が、このまま進まず、あえて外周をぐるり。

 

 

うーん、城壁。

 

 

 

その切れ目からキャンパス中央へ入る。本当に、中世城塞都市に入っていくような感じだ。

 

 

中はこう。

 

 

 

 

 

ところが、自慢の礼拝堂を撮ろうとしたら、背景に余計な高圧送電線だか電波塔だかが建っているじゃありませんか。

 

 

大学パンフには写ってないのに!

 

最近建てやがったのか(怒)

 

しかしまあ、アーチがぶんぶん重ねてあって、このおかげで打ちっぱなしコンクリなの石造っぽく、それでいてモダニズムもやっぱり感じさせる、不思議な空間になっている。

 

 

敷地は3万平米。学生数は短大込みで800人。コンパクトだが密度の高いキャンパスだ。