■北里大学・相模原キャンパス(私立・相模原市南区)
他の医大・医大付属病院とは一線を画している。
建物にはデザイン指向が目立ち、キャンパス内のランドスケープにも気を使っている。
ような気がする。
小田急線相模大野駅からバスで30分。約37万平米という、なかなか広い敷地だ。
付属病院は後回しにして、看護学部の方の門から入る。
まず目に入るのが、超かっこいい空中連絡通路。
磁石ブロック知育玩具「ピタゴラス」で作ったかのような、三角形のスケルトンが、スーパーレトロフューチャーだ。
SF!すこし不思議!
その空中通路が通じている先は、ギザギザ雁行型高層棟。
ちょっと先には、なんかの講義棟。
そっちに行かずに右折すると、L、MB、Sなどと名付けられた教育棟。
そして連絡通路。
空中通路が多いのは、衛生上の要請がある医学部の通例だが、こんな高いところにある通路は、そうそう無い。
キャンパス内には、一段高い堤のように並木が通してあって、これがまた心地良い。
A1、2、3号館を抜けると、体育館や部室棟の手前にちょっとした中庭。その先が大駐車場なので、とても開放感がある。
ちょっとレトロな看護学部。
その先に、ご自慢の六角柱が連なった形の付属病院の勇姿がそびえる。
IPE棟もかっこいい。
体育館に隠れるように、ちんまりあるのが秘密の花園。
否、薬用植物園だ。
花咲乱れ、ガラスドームが天を衝く。