■江戸川大学(私立・千葉県流山市駒木)

 

千葉県の私大は侮れない。

 

たいしたことないだろうと思って行って見ると、いやいやこれがどうしてと、驚かされる。

 

江戸川大学。中央に位置する二連の中庭とグラウンドを軸に、侮れないキャンパスだ。

 

 

TXライナー流山おおたかの森駅から徒歩。体感で20分を大きく超える距離だ。

 

 

キャンパス入り口で目に入るのが、右手側のとにかく三角形な研究A棟。

 

 

 

その斜め向かい講義E棟も印象的。元々のデザインなのか、耐震補強なのかわからないが、外につき出た柱と梁が幾何学的でリズミカルで心地よい。

 

 

A棟とE棟の間にあるのが、ほどよく木々が植え込まれた回遊型の中庭。

 

 

更に先に進むと、サブグラウンドという名称の芝生広場に切り替わる。

 

芝生の先に見えるのは、テラスハウス風に雁行する講義D棟。

 

 

 

 

 

いったん、端まで行って、来た道を振り返ってみる。

 

 

今度はD棟沿いにキャンパスを歩く。どこから見ても研究A棟は三角だ。

 

 

円形広場から、木々を通して見える講義E棟。一番最初に載せた写真だ。

 

モダニズム(風)建築は広々とした敷地、青々とした芝生、ほどよく散らばった木々の緑の中に置かれたとき最も映える、という説は、まことにごもっともだ。