■盛岡大学(私立・岩手県滝沢市砂込)
ロンシャン礼拝堂を見に行ったときも、こんな感動があった。
というのは、褒めすぎかな。
褒めすぎだな。
盛岡駅からバスに揺られて40分。
降りると、緑に囲まれたアーチ状のゲート。
その向こうにちらりと、ペディメント(ギリシャ神殿の上に載ってる三角飾り)が乗っかった風の校舎が見える。
ゲートをくぐる。さっきの建物は丘の上。緩い坂を登ると、大きくなっていく。
右手を見ると、良く刈り込まれた芝生の向こうに図書館が見える。
道はそのまま丘に向かうのではなく、いったん右手に折れて、それから左へカーブを巻くようにして上へ登る。
ツツジがきれいな植え込みが目に入り、やがて、ペディメントが折り重なるように視界に入ってくる。本館。
真っ白な建物。
中に進むと、小さな広場。真っ白な列柱回廊。
いったん外に出て、短大部などの建物も見て歩く。すべて白い。
決して新しい建物ではないが、薄汚れた感じはない。
裏手に回る。モダンな顔つきの体育館。
キャンパスの中から見て回るのも良いが、遠くから全景を眺めるのも良い。緑の中に浮き出た真っ白な建物と、青空の中の真っ白な雲。
学生数は約1800人。キャンパスの面積ははっきりとしないが、地図で見るとグラウンド込みで15万平米ぐらいはありそうだ。
体感ではその半分ぐらいだったが。
ところで近所には、こんな三角形の連なりも(和風)。