■杏林大学・井の頭キャンパス(私立・東京都三鷹市下連雀)

 

これまたアメリカの大学風だ。

 

 

ギリシャ神殿風味の現代型ビル校舎と、フランス系洋風庭園。シンメトリックな全体構成。

 

敷地は東西に細長い。

 

 

朝日を浴びる庭園の向こうにそびえる神殿校舎。夕日で染まった石畳と神殿校舎。そんな風景が見られる。

 

設計は松田平田設計。コーネル大卒でアメリカンなバタ臭さに定評のある松田軍平由来の組織設計事務所のDNAなのか。この感じは。

 

4万6500㎡。学生数は5000人ぐらい。

 

最寄りは吉祥寺駅。徒歩通学にはいささか遠いが、ちょっとした散歩にはちょうど良い、ぐらいの距離だ。

 

行きはバス、帰りは徒歩、がお薦め。

 

さて、正門。立派です。うまいこと後景が隠れて、実に本館が映える映える。

 

 

そのまま入っていっても良いけれど、横をぐるっと回って、東門を目指したい。

 

 

 

立派な幹の太さの並木道だ。

 

 

東口。バスターミナルが中に引き込まれていて、事実上の一般開放地帯となっている。

 

ターミナルの先が自慢の庭園。広いなあ。

 

 

三鷹・吉祥寺では基本的にお目にかかれない景色だ。

 

その先の本館も映える映える。

 

 

脇道もすぱっと直線。そんでもってベンチ。

 

 

 

東京理科大とか神戸学院大とか、日本にもこういった設計のキャンパスが増えてるなあ、としみじみ。

 

 

そう思ったところで、帰りは駅まで歩く。

 

30分はかからない、ぐらいかなあ。

 

三鷹・吉祥寺は良い町だし、井の頭公園沿いを歩くことになるので、飽きることはない。

 

まず右手に見えてくるのがNTTデータ。

 

 

それから井の頭公園。

 

 

駅が近づいてくると、吉祥寺ハイム。いつ見ても良い壁面だ。