■東京工芸大学・厚木キャンパス(私立・神奈川県厚木市)

 

工芸大は中野キャンパスも悪くなかったが、こちらもやはり、悪くなかった。

 

 

小田急線本厚木駅からバス15分。本数は結構ある。

 

さて、キャンパスは公道で東西に分割されている。

 

 

東は芸術学部系が中心で、ポストモダン?な1号館がそびえ立つ。

 

 

 

西は工学部との共通施設。

 

10号館、12号館、といった新鋭校舎だ。

 

 

正門に向けてぎざぎざに展開し、6角柱の連なりのように見える本館。

 

 

ややレトロ感があって素敵な、学生食堂棟や図書館などなど。

 

 

 

中央広場で目立つのが、カフェホール的に使われている学生会館だ。1973年竣工。

 

 

 

キャンパス草創期の半世紀前から残る建物で、当初は1階建てだったが、2階建てに増築され、事務局棟などに使われた。

 

お約束だが、その後、耐震補強の是非が検討された。

 

結果、「当時としては悪くないデザイン」という、褒めているんだかけなしているんだかよくわからない理由で保存が決まった。

 

2階部分を撤去して元の姿に戻し、内部をリニューアルしたという。

 

僕的には、「当時としてはて悪くない」どころか、「積極的に良い」と言いたい出来だと思うけれども。

 

次に5号館。こちらも古い建物だが、10年前に改修した。鉄とガラスが、素敵です。

 

 

他にも、こんな路線の建物がいくつかある。

 

通学中の学生数は3000人ぐらい。面積は約19万平米。