■立教大学・池袋キャンパス(私立・豊島区)

古き良きヨーロッパ、といった感じのレンガ造り校舎で有名な立教大学。
 

でも実は、米国NYにあるマーフィー&ダナ建築事務所の設計だ。

 

ついでに言うと、東京都庁を作った丹下健三デザインの建物もある。

 

モダンなのだ。

 

 

池袋駅から徒歩10分。

 

正門から入ると、目の前には立派なお庭。

 

そしてレンガの建物が、三方に広がる。

 

外国の大学みたいだ。

 

 

正面の建物が、最も有名なモリス館。

 

 

そんでまあ、先に抜けると、またまた英国庭園が見えてきて、その先には第一食堂がある。

 

 

近くの2号館に礼拝堂、ちょっとモダンなメーザーライブラリー記念館も、すごく外国っぽい。

 

 

 

このメーザーライブラリー記念館が、丹下健三の設計だ。

 

 

さて、ここまで見てきた一帯、キャンパス東側が「レトロ保存エリア」だ。

 

そして、西側と南側は現代的な「高層エリア」だ。向かってみる。

 

 

 

こんな感じで、現代的な高層校舎が立ち並ぶ。

 

4号館だけは、ちょっと古い。少し財務省に似ている。色とかが。

 

 

キャンパスを西端まで行ってから北に折れると、大学総長の住宅として使われていたライフスナイダー館がある。

 

 

次に、道路を渡ってキャンパス北側ゾーンへ。

 

5号館裏のアイビー食堂の建物は、中央がひしゃげていて、両翼が持ち上がる作りだ。

 

 

その向かいには、洋風住宅が「公開中」となっている。

 

これも立教大の施設かと思ったら、大文豪というか、日本の推理小説の父というか、有名小説家であるところの江戸川乱歩邸だった。

 

後で調べたら、ここも立教の所有地だった。

 

立教は日本でも古株のキリスト教系大学。宗教系列で言うと、聖路加病院と同じく、米国聖公会の流れだ。

 

というか、聖路加のそばに1874年に作られた立教学校が母体だ。

 

1918年に池袋に移転し、1922年に大学に昇格。

 

語学や欧米文化を学べる場所として、人気を得たらしい。という事情は、今も昔もあまり変わらないようだ。

 

学生数2万人弱、面積は7万平米。

 

ところで「立教大 キャンパス 面積」でググったら、「狭くてびっくり」と「思ったより広くてワロタ」の両方が出てきた。

 

どっちやねん。