■東京国際大学(私立・埼玉県川越市)
日本の大学っぽさをあまり感じさせない、ちょっと独特なキャンパスだ。
白、薄い水色、ブルー、淡い紫。差し色にレンガ色。
キャンパスの所在地は霞が関。
とはいっても東京都心ではなく、埼玉県川越市だ。
池袋で東武東上線の快速に乗って、30分ちょっと。駅から5分も歩くと、第1キャンパスにたどり着く。
一橋大学のOBが1965年に設立した学校で、元の名前は国際商科大学だった。1986年に現在の名前に改名したそうだ。
国際教育に力を入れているということだが、スポーツ活動でも有名だ。
さて、正門から入ってすぐ、ポールが周りを巡っているのが図書館だ。
その前には開放感のある広場がある。
奥に進むと、またもや広場。
建物は中高層の物が多いが、それなりにゆとりを持って配置されており、圧迫感はない。
ゆっくりベンチで本を読みたい気分だ。
体育館に講堂.。これ見よがしではないが、はんなりとした個性を感じさせる。
食堂は充実しているし、フードトラックも出ている。食への意識が高いのはよかったが、大学グッズは見あたらなかった。残念。
さて、次は第2キャンパスに向かおう。
シャトルバスもあるが、徒歩でも20分ちょっとだろうか。軽い散歩だと思えばいい。
こちらは、より郊外のにおいが強い。公園としての雰囲気が強い。
こんな設備がある以上、近所のお子様からも親しまれているに違いない。
面白いのは、各校舎には英語で名前が記載されているということだ。
図書館、事務棟、食堂に。何となく、外国の高校や短大のようだ。
キャンパス面積の資料が見つからなかったのだけれども、体感では第1が3~4万平米、第2が2~3万平米だろうか。
もうちょっと狭いかもしれない。学生数は6000人ちょっとだ。
帰りは再び霞ヶ関駅へ。
今や人気の観光地となった川越で降りても良いし、池袋で買い物をするのもありだ。