GWはもう終わり | あざやかな場面~といいつつ地味なレズビアンの日常~

あざやかな場面~といいつつ地味なレズビアンの日常~

地味~に日常を綴って...ってタイトルまんまね!
音楽の事(60年代、歌謡曲、アイドル、岩崎宏美様など)や刺激を受けた事など書いていくつもり。
でも地味になるのは否めない、ごめんなさいね。

といってもしつこいようだが
私は通常運転で一週間
そしていつもの週末を迎えただけですけどにぃDASH!

土曜日は友達と合流して
ヘンリー・ダーガー展を見に行った。
ついったのフォロワーさんがこの事をRTしてて
ついでに「この人の絵はブライアン・ウィルソンの音楽を思い起こさせる」
というどなたかのコメントもRTしてて興味あったから
ちょうど誘われて良かった。
誘われなかったらまた、外出るのめんどーってなってたところだぶーぶー

世捨て人の状態で「非現実の王国で」という物語と
その挿絵を一人書き綴っていた人。
子供奴隷制度がしかれているというその「非現実の王国」で戦う
金髪の七人の美少女「ヴィヴィアン・ガールズ」のお話だった
その絵は時に残虐で暴力的、オカルト要素もてんこもり
でもどこまでもポップで愛らしい
そのバランスが不穏な空気と狂気をかもし出していたような気がする。

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どこかのだれぞにブライアン・ウィルソンを思い起こさせたのは
私見だけど、少しわかった気がする。
他にもコラージュ的要素、イノセント
失われたものへの固執、アメリカ
廃人同様の生活など
そしてその音楽も、時に不協和音ギリで
狂気を感じさせつつもポップで
どこまでも美しいメロディだったりとか





Beach Boysとしてのこの「SMiLE」というアルバムは
結局未完成に終わったんだけど
それ以後の長い廃人生活から90年代前後に復活の兆し
以後リハビリするかのようにソロ・アルバムを何作かつくったのち
Brian Wilson版「SMiLE」を2004年に再構築してリリース
そして今年の夏、'67年版「SMiLE」のセッションBoxがでる。
彼の場合は、生きてるうちに何度も再評価され、天才と称され
ヘンリー・ダーガーも死後ではあるが
幸い残した作品を廃棄されることなく、こうして評価されているけれど
世の中には独りでこつこつ書き溜めた作品が見つかっても
ごみと一緒に捨てられてそのまま埋もれていった人だって沢山いるんだろうなー
うーん
とにかくいろんな意味で刺激になりました爆弾

次の日は「キッズ・オールライト」
ご飯食べてから行こうとしてたら
レイトショーの時間勘違いしてて話し込んじゃって
結局観られなかったあせる
DVD出るまで待つかうんち