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東京は先日梅雨明けしたそうですが、まさに梅雨真っ只中の野宿の記録です。
今回の野宿は友人K、T、両氏と共に青梅のキャンプ場で敢行しました。
最初は埼玉の林道奥地で・・・と思いましたが、雨なので炊事場が無いと大変なので、急遽場当たり的に青梅のキャンプ場を選びました。
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T氏と先に合流し、昼食がまだなのを思い出して、T氏おすすめの青梅の“榎戸”という蕎麦屋でお昼にしました。天盛そばをうまいうまいと堪能し、濃厚なそば湯で一息。
明るいうちから河原で飲むので、とんこつラーメンよりもさっぱり目が良いです。

 

間もなくしてK氏が到着し、早速タープを張り、宴会の準備に取り掛かりました。
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野宿地全景。今回もタープの下にマット敷いてごろ寝。蚊は夕方に飛んだくらいでしたが、何と言っても“アリ”が多い河原でした。昔“黒い絨毯”というアリの大群のホラーがあったなあ…しかもここのアリはでかいクロヤマアリ(?)噛まれたら痛そうです。
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ビールで乾杯。最高です。
K、T両氏が焼き鳥の準備をしている間、私は夕食の支度に取り掛かりました。
こういう時って、屋根と水道があるキャンプ場って、本当に便利ですねぇ。
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こまい干しと焼き鳥を炭火であぶり、ビールをグイグイ。

 

雨の河原リストランテの今夜のメニューは

 

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①グリッシーニのプロシュート巻きカマンベールチーズ添え
②トマトどっさりの冷製パスタ
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③T氏特製のエリンギのバターホイル焼き(シンプルでかなりうまい!)
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④白身魚のアクアパッツァ
料理長のレシピ
グリッシーニのプロシュート巻きカマンベールチーズ添え
・巻くだけ。グリッシーニってポッキーのスカスカ版みたい。

トマトどっさりの冷製パスタ
3人前
・トマト2個・・・湯むきしてざく切りに
・にんにく1かけ・・・真ん中の芯は苦味が出るので取り除いてみじん切り
・フライパンでオリーブオイルとにんにくをとろ火にかけ、いい匂いがしてきたらトマト投入、バルサミコ酢、ハーブソルト、白ワイン、砂糖少々。ハチミツを使いたいところでしたが、K氏はハチミツがNGなので思いやりで砂糖で代用(砂糖でももちろん十分です)
・弱火でソースをさっと炒めてジプロックに入れてクーラーで1時間冷却
・時間を見計らってスパゲッティをゆでます。が、ゆでる分量はほんの少し。量が多すぎるとかっこ悪いし満腹になりすぎるし、トマトがメインなので。通常の1人前を3人で分けるくらいでいいです。
・しっかり冷却したソースとパスタを合わせて皿に小綺麗に盛り付け、パルミジャーノ・レジャーノをナイフで削って散らし、、てっぺんにイタリアン生パセリを飾って完成(超簡単!)

白身魚のアクアパッツァ
・小麦粉つけたタラの切り身をガーリックソテーして、砂を吐かせたアサリ、アスパラ、キノコ、パプリカ、ケッパーをもろともスキレットにぶち込み、白ワイン、水、塩少々、バターで煮て最後にオリーブオイルを景気良くドボドボかければそれらしくできます。

 

キャンプの食事って豪快なイメージですが、私達3人の紳士のメインは“だらだらと飲酒”なので、満腹になってはいけないのと、次の日の胃もたれがあってはならないので、軽めで消化に良さそうなものをメニューに選びました。

 

夜になって少し冷えてきたので、焚き火のそばで三人で乾杯。いいなあ友達って…
焚き火の匂いを楽しみながら、寝袋にくるまり、おやすみなさい。

 

夜中。

 

何度かアリが顔の上、首の上を這い、そのたび「なんだよ~」と起きてしまいましたが、おおむね快眠できました。
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朝の川は霧がたち込め、下流から上がってきた釣り師にあいさつします。
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朝のコーヒーを優雅に…
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朝ごはんは煮込みラーメンと
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目玉焼きとグリッシーニの残り。
私のMSRのXGKは“強火しかできない”ので、目玉焼きを作るにはコツが必要です(そこそこ熱して余熱で焼く)

 

帰りの車の中では服に染み込んだ焚き火の匂いで余韻に浸り、幸せな気分でした。